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「覚悟が道を切り開く」1年 中田琉雅

「覚悟が道を切り開く」 
1年 経済学部 中田琉雅

こんにちは。今回部員ブログを担当させていただきます経済学部経済学科1年の中田琉雅です。初めての部員ブログとなるので、中大サッカー部を選んだ理由を軽く書き、後は過去の振り返りを書こうと思います。是非読んでいただけたら嬉しいです。

自分が中大サッカー部に入った理由は、勉強とサッカーの両方を高いレベルで両立できることと、中大サッカー部のプレースタイルが自分に合っていることの2つがある。実際に練習に参加してからは、1個1個のプレースピードの速さや判断の質の高さが高校の頃とは全く違うことにとても驚いた。それと同時に、この高いレベルの中で自分はどれだけやれるのか、ワクワクもした。今でもこの2つの気持ちを持ちながら、いい雰囲気の中でとても楽しくサッカーをさせてもらっている。

ここでは、今までのサッカー人生の振り返りを書いていく。自分のこれまでを振り返ってみると、「あまりぱっとしない」というのが本音だ。地元の強い少年団➔三菱養和巣鴨JY➔ベガルタ仙台ユースと所属していったが、特に大きな大会で優勝した経験もないし、小学生の頃に東京都トレセンやFC東京アドバンスに入ったぐらいで、それ以降の選抜歴もあまりない。中学以降公式戦にずっと出れたのも、高3のシーズンだけで、その中での大会やリーグ戦の成績も、目標まであと少しというところで全て届かなかった。そんな自分は、CBとして、ある致命的な欠陥があることを感じた。

「メンタルがとても弱い」

このことに気付かされたのは、半年前のことだ。高校3年時のプレミアリーグ参入戦。初戦の清水エスパルス戦。開始11分。自分の出したパスがカットされ、そのまま失点した。この試合と次の試合で2勝すればクラブ史上初のプレミア昇格。そんな大切な試合の立ち上がりで、自分はプレッシャーに負けてひどいプレーをしてしまった。その後は仲間に助けられ、自分は罪悪感に苛まれながらも必死に動き、逆転勝ちをして次に進めた。しかし次の鹿島アントラーズ戦。開始18秒での失点。全てにおいて圧倒され、最終的には0対7という結果。自分はこの大会において、何も成すことができず、CBとしての役割も果たせずに終わってしまった。最悪な引退試合となった。

ベガルタユースの監督や中高の頃のチームメイトからは、「左利きで高身長のCBなんて中々いない」と励ましてもらった。そんな唯一無二の武器を持っているにも関わらずこの現状なのは、その特徴以外で必要なものがすべて劣っているからである。トラップやパスの技術や判断の質、フィジカル諸々が全然足りていない。それは今でも自分の最大の課題だと思う。それらの課題を改善する要因の根幹になっているのが「メンタル」だと感じる。どれだけ地道に技術を磨けるか。どれだけサボらずに反応できるか。あと一歩寄せてシュートブロックできるか。自分次第でどうにでもなれるこのメンタルが今後の将来に影響していくと思う。

「覚悟」とは!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ! 」

この言葉は、自分の大好きな漫画「ジョジョの奇妙な冒険黄金の風」の15歳の主人公、ジョルノ・ジョバーナという人物の名言である。この「覚悟が道を切り開く」とう趣旨の言葉が、今の自分にとても刺さった。今までよりももう1個上のステージで自分の強みを出していくにはそれに値する覚悟がなければ始まらない。それがメンタルに繋がり、これからの成長につながると思う。

最後に、これまで自分を支えてくれ、迷惑をかけた人達に改めて感謝したい。その人達のお陰で、今もサッカーを続けられていることに幸せを感じる。自分の我儘でできる残りのサッカーは4年間しかない。その4年間を悔いの残らないものにするために、感謝の意を形にするために、「覚悟」を持ってサッカーに取り組んでいきたい。

長い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

◇中田琉雅(なかたりゅうが)◇
学年:1年
ポジション:DF
経歴:西原少年サッカークラブ ー 三菱養和SC巣鴨ジュニアユース ー ベガルタ仙台ユース

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