見出し画像

「Who I am」1年 高畑友希

「Who I am」
1年 文学部 高畑友希

はじめまして。文学部 英語文学文化専攻の高畑友希です。今回始めてブログの担当をさせていただきます。今回のブログのタイトルは「Who I am」です。「私は誰だ」でも良かったのですが、せっかく英文を専攻しているので、英語を使ってカッコつけたくなってしまいました。許してください。
自分自身と向き合いながら一生懸命書いたので最後まで読んでくれたら嬉しいです。

「君はどんな人物ですか。」受験の面接や志望理由書で何度も質問された経験がある。私は質問されるたびにその時思い浮かんだ言葉を絞り出し毎回違う解答をしていた。
自分がどんな人物なのか。それは自分が一番理解しているはずなのに、私にとってそれは難題だった。私はどんな性格で、特徴はどんな部分で、どんな短所があるのか。いくら考えてもハッキリとした答えが浮かぶことはなかった。

高校3年生の夏、私は精神状態が不安定だった。サッカーも私生活も中途半端で、全てが思うようにいかなかった。それは何故か。私は自分を見失っていたのだ。当時の私は、将来の自分が何になりたいのかも想像できなかったし、サッカーの楽しさすらも忘れかけていたような気がする。ただグラウンドに行ってボールを蹴る。とりあえず受験のために勉強する。今となってはもったいないと思える日常が、当時は当たり前になっていた。そんな私が、先の見えないトンネルを抜け出したのは、大学生になってからだったと思う。

私はこのサッカー部に入部してからまだ5ヶ月しか経っていない。しかしその5ヶ月で様々な経験をさせてもらった。関東リーグの応援、鹿島合宿、Iリーグなど、まだ公式戦に出場したことはないながらも、ほんとにたくさんのことを吸収させてもらっている。
私はこの5ヶ月間を通して大きく成長したと思うし、これから先もっと成長していく自信がある。サッカーにおける技術や判断、身体能力はまだまだ未熟だが、今までに無いくらい伸びしろを感じているし、何より今はもう自分を見失っていない。自分のやるべきこと、自分のやりたいこと、自分の目指すもの、全てはっきりしているし、毎日全力でサッカーと向き合うこの時間が楽しくて仕方ない。自主練に行けばいつも誰かが必ず練習していて、ジムに行けばいつも先輩達や同期が筋トレしている。そんなこの上ない環境で私は自分自身に負けないように、そして「サッカーが大好きでいつも前向きな自分」を見失わないように、上手く強く逞しくなっていきたい。


◇高畑友希(たかはたともき)◇
学年:1年
ポジション:MF
経歴:鹿島アントラーズつくばジュニア ー 鹿島アントラーズつくばジュニアユース ー 専修大学松戸高校

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?