『ミソジニー演劇 vs ミサンドリー演劇 (仮)』正式タイトル決定 / 上演時期確定のおしらせ

こんばんは。中野雄斗です。
いつのまにやらめっきり寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
上演をめざす、という発表からなかなか続報を出せずにおりましたが、大きなお知らせを2つさせてください。



★『ミソジニー演劇 vs ミサンドリー演劇 (仮)』正式タイトル決定

本公演の正式タイトルを、
『ミミ ~ミソジニー演劇 vs ミサンドリー演劇~』
とします。
これは、公演関係者のなかで愛称として使用していたものですが言葉の響きがかわいらしいので、そのまま公演タイトルにいたします。
以前にもどこかで言及した気がしますが、本公演はミソジニー/ミサンドリーを対立する思想としてとらえるものでも、対決させるものでもありません。近い発想としては往年の「東映まんがまつり」でよくなされていたタイトル付けです。本公演の目的はなにかと対立・対決することではなく、「わたしたちの暮らす社会には異なる思想・立場のものが数多く存在する」ということへの理解を深め、人権について考える契機となることです。
これからは『ミミ ~』として気にかけていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


★上演時期確定のおしらせ

本年12/28(水)、29(木)の上演を目指していた本公演ですが、来年3月上旬に上演時期を確定いたします。直前のおしらせになってしまい、大変申し訳ありません。
率直に申し上げて、中野の本業が想定以上に忙しくなってしまい、製作にじゅうぶんな時間を割くことが難しくなっている、というのが実情です。
年明けからすこしずつ落ち着くことが見込めるので、その間に体制を整えさせていただきたい。と思っています。

肌感覚の話ですが、2022年は人権というものについて多くの人が考えた年だったのではないかと思います。特定の属性(アイデンティティ、社会的立場など)に対する差別や暴力が問題となり、多くの関心を集めたのではないでしょうか。
そんな中で、特定の属性への嫌悪を示す感情についての演劇を上演するということに大きな意義を感じていました。そもそも人権というものは基本的に、この社会に暮らすひとりひとりが互いに守り保障していくものだと考えています。現時点でも最大限注意して製作にあたっているつもりですが、さらなる注意を払いながら、なにより作品としての面白さをしっかり追求せねばならないのではないかと思います。
何卒ご了承いただければ幸いです。

このタイミングでの実質的な上演延期を受け入れてくださった座組のみなさまにもこの場を借りて、感謝申し上げます。
延期に伴い、これから参加してくださる方も引き続き募集いたしますので、ご興味ございましたら中野までお気軽にお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

↓公演用アドレスを今更取得しました。こちらまでご連絡ください。nakanokikaku2022.mimi@gmail.com




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