韓流ドラマかじり旅ー100日の朗君様
ついに時代劇まで観出してしまった。ウォーキングデッドが第6シーズンに入り、人間同士の闘いにビビり過ぎて全く進まず、おひとりさま脱出島で気持ちを落ち着けて寝る生活を続けていたが、おひとりさまはあっという間に観終わってしまった。何か軽い気持ちで観られるのは?ってことで観始めた。これが意外とハマっちゃった!
ストーリーは簡単に言ってしまうと、王宮内の陰謀で山中で襲われた王子が逃げ切るものの大怪我を負い、記憶喪失になってしまう。助けてくれた貧乏な村人の娘と、王子は自分が出した適齢期を過ぎた男女は必ず結婚するようにという勝手な法令により急遽結婚することになる。反発し合いながらもそのうち心が通いだすが、徐々に思い出して。。。みたいなお話。
とことんわがままなユル王子を演じているのがEXOのド・ギョンスくん。白目が綺麗で可愛い彼のこともEXOも知りませんでした。アイドルなのに演技も上手くて驚き。
子役がとても上手に演じてて、上手く主演達に繋いでた。政変で家族を殺され兄妹で逃げ出したとユン・イソ(ナム・ジヒョンちゃん)と政変で王子になったイ・ユル(ド・ギョンスくん)との恋物語。
ユル王子はワガママだけど、初恋の人イソのことを忘れず、政略結婚させられた王妃の手も握らない。常に不快だと言って家来達を委縮させている。一方イソはホンジクと名乗り、平民の男に娘として育てられ貧乏な村で慎ましく暮らしている。この二人が王子が記憶喪失になってから再会し、偽装結婚しながら少しずつ好きになっていく。
ウォンドゥクという新しい名前になった王子は、汚い村人の一人である妻になったホンジクに、我に勝手に触れることは許さないなんて言う。視聴者には二人の過去のつながりが分かるけど、本人達は分からない設定なので、少々焦れる。
面白かったのは、王子が村では使えない男になっちゃう部分。村人の仕事である水汲みやまき割りや草鞋作りは全く出来ない、っていうかやったことがない。武芸勉学にたけていても、出来ることを忘れてる。仕事は出来ないくせに、えばった物言いで文句ばかり言うので、村人からはうすのろ扱いされる。
ユル王子を亡き者にしようと画策したのは、王家を牛耳るキム・チャオン重臣。彼が策士で、常に対抗勢力の裏をかく。対抗勢力が亡くなったとされたユル王子の腹違いの弟を使って王子としての認証式を画策したら、記憶の無いユル王子を探し出して今度は王宮に連れ帰る。このチャオン重臣が怖いだけではなく、武芸の達人でもあって、なかなかの強力キャラクター。でも最後は海街チャチャチャのキム・ソンホ君演じる役人とユル王子が結託してやっつけられちゃう。
何より印象的だったのはヒロイン演じるナム・ジヒョンちゃんが自分の映像を真剣にチェックしているひたむきな表情だった。ドラマでは見せていないプロの顔。最終話のおまけ映像でした。
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