韓流ドラマかじり旅 椿の花咲く頃

愛の不時着5周目に突入すべきか悩みつつ、韓流ドラマをかじり出してる私です。次のオススメされ作品「椿の花咲く頃」が、自分に自信の無いシングルマザーが自分を取り戻していく話と聞いたので、自信をつけたい是非!と思って観た。結構地味で、主演もドラマの中では美人とされてるけど、ソン・イエジンちゃんに比べたら全然普通の可愛い田舎の細いお姉さんって感じのコン・ヒョジンという女優さんが主役のドンベク、相手役がカン・ハヌル氏演ずる猪突猛進の派出所の警官ヨンシクで最初は正直ウザイかんじ。

でもこれが何故かエピソードの中で物語がそんなに大きく動くわけでもないのに、田舎町のよそものに対しての仕打ちや、スナックをやってるシングルマザーであるドンベクへの風当たり厳しいといった普通の話ばかりなのに、ついつい次のエピソードを観ちゃう。ドンベクはイジイジおどおどしてるし、人が良過ぎてイライラもする。ドンベクの昔の彼がメジャーリーガーで息子が実は彼の子であるとか、ドンベクを捨てたお母さんが認知症になって戻って来るとか、ちょこちょこ話は動きます。

毎日また4話以上を観続けて、なかなかの疲れ。ついに最終話までラスト2話を観たけど、最終話が集大成になっていて結構泣かされてしまった。飲みながら観てたら号泣したと思う。ドンベクも逞しくハッピーエンドになってて良かった!最後まで頑張って速攻視聴した甲斐ありました。どうしてか分からないけどついつい次のエピソードを観ちゃうんだよ。何故??最終話は面白くまとめてくれてて、且つ泣かせる構成で、ぜひ最後まで観て貰いたいです。

この地味なストーリーなのに何が良かったかというと、おそらくヨンシク役の俳優さんのウザさも含み演技が上手過ぎる事、彼のドンベクに対する心温まるセリフにキュン、大泉洋に似た地元の名士になろうという野心を持つオジサン(オ・ジョンセ氏)と弁護士の奥さんとのストーリーも面白かった。ヨンシクのお母さんとドンベクの8歳の息子の関係とか。この子役が超上手い。2回ぐらいこの子が泣きながら心に溜まった苦しい想いを吐き出すシーンで貰い泣き。本当に上手!

あと主役をとりまく町の人々の描き方も、不時着の北朝鮮のオバ軍団を彷彿とさせる。実際不時着の北朝鮮で班長役をしていた女優さんが同じような役で出演して、ドンベクに最初意地悪してたけど、徐々にドンベク派になって助けてあげてた。でも眉毛がブルーなんですよ。違和感は余りないけど初めて観た!眉毛をブルーにしてる人。

あとソ・ダンのお母さん役の女優さんも一瞬出てた。あの気迫が出る出演時間は無かった。田舎町での普通の生活の話と同時に、連続殺人事件の話も被ってくるんだけど、派出所のお巡りさん達は所長も含め呑気だし、ドンベクは狙われてても生活の為に店は続けるとか、脅迫されてるのに1人で廃墟っぽいビルにスクーターを取りに行っちゃったり、超天然。

ヨンシクが最初ドンベクに一目惚れしてアタックするんだけど、どんな俳優が好みですか?って聞いたらコン・ユが好みみたいな答えをされちゃう。それに対してトッケビと人間とは勝負にならないみたいなセリフがあって、最近トッケビを学習した私的にはウケた。

これも面白かったけど一回観れば満足…愛の不時着みたいな事にはならない。ある意味良かったです。

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