大分落ち着いてきた愛の不時着沼
面白かったシーンのうわ言。ピョ・チスのキャラクター。最初はユン・セリを埋めてやるとか結構な憎まれ口をたたいていたが、酔ってユン・セリとしりとりしたり、ピクニックに文句言いながらも結局来て楽しんだり、別れの詩を朗読したり、ユン・セリとけんか友達的な良いポジションだったな。常にユン・セリに悪口を言いながらも、結構気にかけてた。保衛部の乱暴な調査には口を割らないけど、ソ・ダンのお母さんの飲め飲め攻撃にはあっさりやられちゃう。韓国編でユン・セリの誕生日に、ユン・セリがリ・ジョンヒョクが北朝鮮に帰国してしまったのではないかと思い泣き崩れたのを見て、「二人でどこかに逃げればいいんだ!」って後で叫んでしまったり。本当はとても優しいんだよね。セリズインテリアからクム・ウンドンが慌てて逃げて靴を忘れてしまった時には、怒りながらも靴を貸してくれる。なんて優しい上司だ。あの後、隊員達は皆落ち込んでこれからどうしよう。。的なモードになっていたら、リ・ジョンヒョクが靴を持ってきて履かせてやるなんて、憎い再会だね!噂によると「会いに不時着」というイベントではソン・イエジンちゃんと一緒に出演して歌まで歌ったらしく、イベントに気づかなかった自分が歯がゆい!すでに沼落ちしてたのにーー!!!観たかったなぁーーー。悔やんでます!!
何度観ても笑っちゃうのが、リ・ジョンヒョクのお父さんのため息。息子がユン・セリにぞっこんになっちゃってるのを観て、「ハーッ!!」って嘆き、息子だけでなく自分の奥さん、つまりリ・ジョンヒョクのお母さんまでユン・セリ派になってしまった時も「は?」俺だけ一人?みたいな間があって笑った。軍事局長から無事リ・ジョンヒョクを連れ戻した際に、息子がユン・セリのことを聞いたら目を潤ませているのを見て「はーっ。。」てため息。
それにしても、韓国から戻ってきたリ・ジョンヒョク達をピョンヤンに行く前に、軍事局長が裁判もしないで林の中で暗殺しようとしたとき、いきなりお父さんが北朝鮮っぽいプライベート軍団連れて現れたのには笑った。音楽も古めかしくて良かったな。あんなスカスカの林であんなに大勢がわらわらと現れて、ガンガン撃って軍事部メンバーをやっつけて、あっさりお父さんはライバルの軍事局長も撃ち殺しちゃうし、将軍様には何と説明するのか気になったワ。(あり得ないけど。)
あと韓国の国家情報院の局長も優しくて面白かったな。エライ若くてイケメンの部下たちがリ・ジョンヒョクについて大真面目におかしな調査ばかりしてきて頭抱えてるのがウケた。緩急上手くつけてあって、ほんとに脚本面白いです!
北朝鮮のオバ軍団の描き方もとても良かった。最初はこういう嫌なオバ軍団いるよねー。ボスマダムを囲んでゴマすりあって、面倒くさいんだよね。ってよくあるキャラクター軍団なのかと思っていたら、さすがパク・ジウン先生!素晴らしかったです。新しいお友達のユン・セリがリ・ジョンヒョクがダブルで婚約しててフラれるんじゃないかって憤怒にかられて、すぐにみんな酒持ち込みで駆けつけて、怒りながら飲んだり。あの時のユン・セリの立ち回りもうまかったな。
そして良かったのが、ボスマダムの旦那が保衛部に捕まって、村での立場がなくなってしまったとき。一歩も外に出なくなったボスマダムにみんなこっそり夜に食べものや薪を届けにくる。ボスマダムが泣きながら、ここには来ちゃダメなのよ!って注意するシーン。ソ・ダンのお母さんが買ってきてくれたセリズチョイスが限定発売した郷愁というクリームにオバ軍団の顔のイラストがついていて、みんなでユン・セリのことを思い出して、空を見ながら涙ぐむのも、ウルッときました。あー、でも私は最初、ユン・セリがお姉さんたちには本当のことを話します的なお手紙をキムチ壺の中に隠していたのが見つけられた時、これで変な形で北朝鮮で秘密がバレたらどうしようと少し心配してたんだ。あれは心配し過ぎだったなぁ。。郷愁という涙への伏線だったのね。