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髪は忙しさのバロメータ【私ナギ#3】

こんばんわ、ちゅんたです。

家政夫のナギサさん3話ですね!
お母さんが急にしかも予定も時間より早く来るという、
現実で起こったら確実に困る展開からはじまった。
(台風のようなお母さんだな。。)

ただ親子だなって思うところが多々表現されてて、ちょっとおもしろい。
ナギサさんをおじさんっていうこととか、
家政夫”なんて”っていうこととか、
傍から見たら完璧そうなのに家事がダメなところとか。

お母さんは固定観念ガチガチに描かれてるけど、
女性は家事も仕事もって考えている人は多いだろうから、
あながち嘘ではないんだろう。

お母さんの世代から言うと
家事ができない=女失格みたいなイメージはありそうだよね。
家のことができないと、後ろ指さされるみたいな。
お母さんの姑さんが厳しいみたいな。

がっつり仕事しているだけで大変なのに、
女の人はホルモンバランスと戦って、
毎日きれいな恰好して、化粧して、家のこともするなんて、
ハードモードすぎないってちょっと思ったりするけど。

このドラマでメイは家事はできないけど、
仕事もしっかりこなして、身だしなみもちゃんとした女性として
描かれているのがうれしい。

バリキャリを描くドラマだと化粧もせずに髪を振り乱してる姿を描かれることも多いけど、実際はメイみたいに見えないところで葛藤しながら、日々働いてる人が多いんじゃないかな。
メイの姿はすごく現実味のある働く女性だよなって。
そして今回も服がかわいいので、よきです。
あと、忙しいときはヘアセットがちょっと雑なのがツボ。
すごいリアル!
時間ないときほど、ひとつにくくってしまうし、ぼさぼさになる。

メイも一念発起して家事頑張るんだけど、典型的な空回りの連続。ただその空回りが現実的だから、共感しちゃうことが多い。
なれない頃に限って難しい料理に挑戦したり、本格的な掃除はじめてみたり、独り暮らし始めたばっかの人がまずやっちゃうことを一通りやってくれる!
一回はみんなやってるんじゃないだろうか。。
それを過ぎて、手を抜いた継続できる家事に落ち着くイメージ。

ただ真面目過ぎるメイは手を抜かないから、やること優先で睡眠時間を削ちゃう。
家事に、仕事に、勉強ぜんぶ手を抜かない。
全部のシーンに時計を映り込ませてくれるから、
どんだけ大変なことをしているのかをちゃんと見せててくれてるのがよい。
家事ってこんなに大変ってことを、ぜひ多くの人に知ってほしい。。
メイが仕事を夜までやって帰宅したときに、
洗濯畳んで、料理して、お風呂入って、ご飯食べて、勉強もしたいって、
やんなきゃいけない考えて、一回うなだれるのは共感しかなかった。。

あと瀬川さんとごはん行くときの「睡眠時間が減ってしまった」っていう
メイの一言にも共感してしまった。。
自分がいっぱいいっぱいの時って、恋する余裕なんてなくて、
早く寝たいとか帰りたいとかって思っちゃう。
それを許してくれる瀬川さんが、またいい人!!
現実では余計なことをしたり、言う人もいるからな!

そして、同僚の薫はメイと対照的に描かれてるのが、面白い。
薫は仕事はほどほどにして、プライベートを充実させたい婚活ガチ勢。
だから部屋もこれでもかってほど対照的に描かれる。
整理されたおしゃれな部屋、自家製の常備菜、おしゃれな手料理、加湿器に観葉植物。
理想の女子の部屋ってこういうものでしょ?っていうくらいに描かれてて面白い!

しかも極めつけは部屋にある書籍!
メイの部屋は仕事の資料や書籍が散乱しているのに対して、薫は女性向け自己啓発本や恋活本など意識高い系女子が持ってるような本がきれいに並んでる。
やっぱり本棚って性格でるよね。
※ちなみに普通のOLで、こんな部屋はめったにない。
(少なくても私の周りには)

それで、頑張りすぎちゃったメイが過労で倒れちゃって、
おかあさんがナギサさんに頼るんだけど、ナギサさんの対応が的確すぎて、
只ものじゃない感が強い!
絶対なんかあるやろって勝手におもってしまったw

なのに、ナギサさん呼ばれ待ちの顔がかわいすぎて、、
わんこ感がすごい。おじさんなのに!

今回も共感できること面白かった!
ただ講演会のくだりだけちょっと言葉足らずだった気がする。
間に合わないって言ってたのに、結局間に合ってよかったみたいになってて
なんで?ってちょっと思ってしまった。
講演会時間が長かったから、1時間の遅れであれば、途中で参加可能だったってことなのかな。。

今回はメイとお母さんとのお話が中心で、
世間が求める女性像と女性の現実とのギャップが描かれてた回だったのかな!
次回はマンションで瀬川さんと鉢合わせするところから始まるので、
ラブコメ要素が多くなるのでは、とおもって楽しみ。

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