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韓国人の友だちのこと。

今日突然、韓国に住んでいる韓国人の友達からカカオトーク(カトク)が届いた。
韓国ではカトクのほうがLINEよりも馴染みがあるようで、その子と連絡を取る時はいつもカトクを使っている。

彼女とは、10年来の友達だ。友達といってもだいぶ年下なのだけど、いつも気軽に「オンニ~!」と連絡をくれる。

彼女は大学生の時に日本に留学していた。当時、彼女と私はたまたま同じ教会に通っていて、そこで出会って仲良くなった。ちなみに日本はクリスチャンが少ないけれど、韓国はキリスト教の信仰者が多い。地域によって差はあるだろうけど、コンビニの数よりも教会が多いと言われるくらい教会が身近な存在らしい。

そんな彼女から届いた突然のメッセージ。
「この曲を聴いていたらオンニとの思い出を思い出しました。」

メッセージにはバラードが1曲添えられていた。じ~んと心に響く曲だった。昔、一緒に教会で歌った讃美歌をバラードにアレンジしたものらしい。
こんな素敵な曲で私を思い出してくれたなんて、何だか無性にうれしくなって、涙が出てきた。

チヂミやホットックを作ってくれたり、手書きの手紙を時々くれたり…人と仲良くするのがとても上手で、愛にあふれている彼女。

彼女からは、たくさんのあたたかい思い出をプレゼントしてもらった。これからも、距離は離れているけれど、ずっと仲良くしていきたい一生の妹。

韓国人と日本人。外見は似てるけれども、内面はだいぶ違うと思う。韓国人の彼女は、情熱的で、情が深くて、自分の思いをまっすぐに表現する。

喧嘩した時は、ものすごく強い言い合いになったこともある。でも、熱が冷めると、ずるずる後を引かないで、びっくりするくらいすっきりと仲直りできる。日本人同士だと、なかなかこういう喧嘩はできないなあと思った。

もちろん一人一人の個性もあるし、民族でひとくくりにはできないけれど、彼女と付き合う事で、確かに国民性やマナーの違いは存在することを体感した。

これからも、違いを理解して、お互いの良さを学びながら、彼女と彼女の国と上手く付き合っていきたいと思う。


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