みんなでつくる中国山地オンラインシンポジウム:感想とこれから

7月4日に行われた「みんなでつくる中国山地オンラインシンポジウム」。
あれからはや2週間ですがあのときのわくわく感、なにかが生まれる予感は今も続いています。
さて、シンポジウムを振り返って感想を書かせていただきますので、よければお付き合いください!

第1部は藤山さんの基調報告に続いて、中国地方5県で活躍する7人によるパネルディスカッションでした。
コロナ危機で感じたことや中国山地から発信できることについて語る中で、「多様性の大切さ」、「遊びは生み出すもの」…。なるほど!と思わずうなってしまうキーワードが次々飛び出します。
コロナ禍の中で起きた生活の変化、都市と地方の違い、そして分断、さらには地方が持つ可能性…頭の中でもやもやしていたことが、言語化されていく、これは痛快です。
パネルディスカッションと平行して、チャットも盛り上がりました。これからの「観光」の在り方や公共交通はどうなっていくのかなど、気になるトピックスが次々と飛び出しました。瞬発力に欠ける私はなかなかうまいタイミングでつぶやけなかったんですが、同じような思いを持っている人がいることが本当に力になるなぁと感じました。

第2部は世代別に分かれて1時間のグループワーク。私が書記を担当した40代Bチームは、ファシリテーターの田中輝美さんの勢いと話術もあり、8月16日(日)にみんなでつくる第1回の「市」を岡山県久米南町で開くことまで決まっちゃいました。すごすぎる…。あともう1カ月切ってますね!
とはいえ、最初の自己紹介で30分が経過し、ここからは、中国山地で仲間とやってみたいことを自由に話しながらアイデアをまとめていこうという流れになり、残り時間30分でめちゃくちゃリスキー…!と内心ハラハラしていたのでした。
でも、写真家七咲友梨さんの撮影ロケ地を巡りたい!からの写真教室もいいね、みんなのスキルをシェアできたらいいね、伝統的な技や知恵を生かしたいよね~、それには消費者の選ぶ目が大事、実は中国山地にいいものいっぱいあって…、これ、「市」じゃん!やるなら日曜日だよね、、と、次々出てくるキーワードをひたすら書き留めていたらここまで来ていたのです。いや~、仲間と語り合うって素敵ですね。コロナで自由に外出できない経験をしたから余計にそう感じるのでしょうか。

参加者からアイデアだけ吸い上げて、何も残らないグループワークって多いと思うんです。でもちゃんと「みんなでつくる」が貫かれていて、ここから一緒に何かを生み出せることが本当にうれしくて。
まずは8月16日ですが、ここから皆さんとゆるくつながり、少しずつ、動き出せることを本当に楽しみにしています。

中国山地の各県でもじわじわと新型コロナの感染者が再び増え始めています。
第1波を経験して感じた、地域の支え合いの力や里山の恵みを生かしながら、これからの道を探っていきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。(書記担当:重原)


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