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【中学受験】衝撃の事実、、なぜ、中学受験をしたのか

以前に、私は、30数年前に、中学受験を「少し」したということを書いたことがあります。
但し、なぜ、誰も周りで受験をしていないし、糞田舎の実家から遠いところにある国立の学校を受験したのか、長年謎でした。

最近になって、その謎に関する記憶が蘇ってきて、更に、ありえない状況を思い出しました。

当時、「過去問」を一度も解かずに、受験をしていました。

第一志望でなく、時間がなくて解く時間がなく、本番を迎える人もいるかもしれませんが、過去問を解かずに本番に臨む人はおそらく記念受験でしかありません。

もう少し正確にいうと、「過去問」の存在を当時知りませんでした。

受験当日、テスト前に、席の横の受験生が「過去問」を見ていたのを見て、衝撃を受けました。「過去問」の存在を知らなかったので、横の受験生は、当日の問題を事前に持っていると思って驚きました。

当時の私は、「内部に精通している人はそういうものをもらえるのかもしれない、だいぶん、ハンデだな」、とよくわからない理解をして納得していました。但し、複数年度、横の受験生が最後に必死に見ていたので、その時点で、初めて、「過去問」があることに気が付きました。

但し、また、「過去問」の存在があることを知っても、「さすがに、今日の問題は持っていないよな。いずれにしろ、内部に精通している人はこういう過去の問題をもらって勉強しているのか、かなりハンデだな。」と考えていました。「過去問」が本屋に販売していることを、本屋が家の近くになかった私は知る由もありませんでした。

以前のnoteでも書きましたが、6年生の夏終わりぐらいに、おもむろに、旺文社の分厚い参考書を親からもらって、よくわからずにとりあえず、一人でにらめっこしていたのですが、それしかやっていない(そもそも解答がしっかりと説明されておらず、半分も理解できずにとりあえずすべて目を通したぐらいの状態)ところで、受験に臨んでいました。

今から考えると、その状況自体が異様で、どうして、そのような事態で、中学受験を迎えたのか、ずっと疑問でした。そもそも、なぜ、中学受験などしたのか。本当に記念受験だったのか。

両親に長年の疑問をぶつける!!


先日、両親と話す機会があり、ついでに、長年の疑問をぶつけてみました。すると、衝撃の事実がわかりました。


(私)
「〇〇中学校を昔受験したけど、なぜ、あそこを受験することになったの?今東京にいると周りは受験が普通だけど、当時、実家の周りは誰一人受験をしていないし、おやじとおかんはなぜ私を受験させたかったの????」

(親父&おかん)
目をぱちくりさせながら、鳩に豆鉄砲のような顔で・・・
「えっ、、、、中学受験なんてしたかな???」

(私)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・、私が中学受験したの覚えていないの??」

(おかん)
「全然覚えていない。なんでしたんやろな。力試しで受けてみたいと言ったんじゃないかな。私たちから受験なんて勧めないと思うわ。受験とか知らないし。」

(私)
「子どもがインターネットもない時代に、周りに受験をしている人もいないし、塾にすら行っている人がいない、住んでいた町にそもそも塾がない状況で、中学受験を自らやりたいなんか言い出すわけがない。間違いなく、親がすすめたに違いない、、、誰かから何か言われたの??」

(親父)
「あっ!!〇〇中学校って、XX駅の近くにあるやつか!!」

(私)
「・・・・違う。それは、〇〇大学の△△学部で大学だ。。中学校は全然別のところにあるし、そこは、□□駅の近くで、歩いていくところ・・・・。」

(親父&おかん)
「・・・・、そうなんか、全然覚えていないわ・・・。当時、仕事が忙しかったからね。」
「中学校、受験していたんだね。知らなかったわ。」

(私)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



記念受験なのか何なのかもよくわからず、ただ一つ分かったのは、親は子供が思っているよりも、中学受験について真剣に考えておらず、子どもが受験したことも忘れているぐらいでした。。。

親は、記念受験と思っていて(それにしてもなぜ受験させたのか依然として謎)、子どもの頃の私は、できるかぎり頑張ろうとしていたということでしょうか。。

普通は逆のパターンが多いと思いますが。。

やはり、親を含めた、教育環境は極めて重要だということを改めて認識しました。

うーん。。。。

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