会派間で意見対立

前総長ら八五倶楽部「勧学寮に事実確認を」
顕心会ほか「まず総局が対応すべき」

 浄土真宗本願寺派の宗会議員会派「八五倶楽部」は9月14日、新しい「領解文」(浄土真宗のみ教え)に関して「勧学寮に対する事実確認および質問について取りまとめた文書を送達してほしい」と園城義孝宗会議長に書面で依頼した。園城議長は「一会派の意見を宗会として持っていくことはできない。ご消息発布の申達をした総局に最終責任がある」などと送達しない考えを示している。他会派からは「まず総局が対応すべきではないか」との声が上がり、宗会内で意見が対立している。

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