「夏に馬体重が減っている馬は買えない」というのが本当か調べてみた

夏になると、馬体重について言及している人をよく見かける。

  • 馬体重が減っているのは、夏バテなので軽視した方が良い

  • 馬体重が増えているのは、夏バテで調教ができてない証拠なので、軽視した方が良い

こんな感じで真逆の説があるのだが、どっちもありそうな感じなので、調べてみることにした。


まず、季節別の成績を見る前に、そもそも前走からの馬体重変化がどのように競争成績に影響を与えているかを調べてみた。

こちらを見てもらえれば、下記のことが分かるだろう。

  • 馬体重の増減が小さい方が競争成績は良い

    • -3kg~+3kgが最も好成績

  • 前走からの馬体重変化が大きいほど競争成績は悪化する

  • 増加している時より、減少している時の方が、成績は悪化している

で、最後の「馬体重が増加している時より、減少している時の方が、成績は悪化している」という点に関しては、体調がどうこうという話だけではなく、「若駒が成長した結果、好走するようになった」という馬体の成長の話が絡んできそうである。

なので、年齢別にも出してみた。


2歳

3歳

4歳以上

やはり2歳とかだと、馬体重が増えているくらいの方が成績が良いことが分かる。
(-3~+3kgの時の成績と、+10kg~+19kgの成績を比べても、+10kg~+19kgの方が良いくらいである)

2歳馬の時は、馬体重が大幅プラスだからと言って、一概に軽視するのは禁物のようだ。

一方で、3歳と4歳以上では、そこまで傾向に差はない。

  • 馬体重の増減がない方が成績が良い

  • 増加している時より、減少している時の方が成績は悪化する


が、今回は念の為、4歳以上の馬で、季節ごとの馬体重変化別の成績を調べてみることとした。


結果が下記である。(20kg以上の増減のケースはサンプル数が少なくなりすぎたので除外してある。)

月ごとに最も成績が良いものを赤背景、最も成績が悪いものを青背景にしている


正直、どう読み取れば良いのか全くわからないものができた。。。。



なんとなく言えそうなこととしては

  • 暑い季節(4月〜8月)に体重をちょっと増やしていることはややプラス(少なくともマイナスではない)

  • が、暑い季節(4月〜8月)に10kgを超えるような体重増は大きくマイナスである


とかなんだろうか???? 
非常に自信がないし、だから何?というような結果でもある。


夏場に馬体重が減っていることに関しては、基本的にはマイナスなんだが(5月とかよく分からんけど)、他の季節でもマイナスであり、一際夏のマイナスに着目する理由はないように見える。


つまり、せっかく調べたので、公開してみるが、基本的には夏だろうが、冬だろうが、関係なく、

  • 前走からの馬体重が減少している馬は、成績は悪化している

という特筆すべきことが何もない事実が分かっただけのような気がする。


結構頑張って調べただけに、虚しい結果に終わって、私は悲しい。


というわけで、タイトルに戻って纏めると、「夏に馬体重が減っている馬は買えない?」の答えとしては、「買えないが、他の季節でもお勧めしない」というのが私の見解である。


で、ここで終わっても良いのだが、せっかくなので体重減について、よく言われている他の言説も調べてみることにした。
(ここから先は有料エリアとさせていただきます。ごめんなさい)


対象は

  • 休み明けの馬は、叩き2戦目で絞れていたら買い

  • 大型馬は絞れていたら買い

の2つである。


上記の興味がある方や、象さんをサポートしたいという奇特な方は購入いただけると幸いである。


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