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ポケモンSV シーズン16 最終862位 ねばねばネットステロ展開と晴れホムラ

chuckyです。

S16お疲れさまでした。3桁以上に安定して残る目標を目指してきて、今期は3ロムとも3桁で終われたので、構築記事を書きたいと思います。正直雑なところも多く、あまり考えがまとまっていないかもしれませんが、何か少しでも参考になるものがあれば幸いです。


シーズン16結果

TN chucky:862位
TN アニエス:885位
TN レン:992位

コンセプト

ねばねばネット+ステロ展開とステロ+晴れホムラ展開の2軸で攻める


構築経緯

S15でオニシズクモのねばねばネット+ブリジュラスのステルスロックからラティオスで全抜きする構築を考え、3000位くらいで終わりました。

負けの原因が主に、オニシズクモがネットを撒けない、ラティオスが通せない、の2パターンだったため、これらのケースで出せそうな強力な裏選出をS15の構築記事を読みながら探しました。前期(S15)のふかさんの晴れ展開が良さそうで、ちょうどブリジュラスもステロ撒きで採用していたのでエルフーンとウガツホムラを採用しました。

上記で試してみて、キラフロルとイエカシラニューラがきつかったため、最後の1枠にサイコファング+アイススピナーの珠パオジアンを採用しました。

単体解説

オニシズクモ

テラスタイプ:じめん
とくせい:すいほう
実数値:175(252) - 95(36) - 154(220+) - 70 - 152 - 42(個体値0)
もちもの:イバンの実
わざ:アクアブレイク こらえる ねばねばネット がむしゃら

<調整>
HB…A特化パオジアンの電気テラバーストを最高乱数以外耐え
A…残り
S…最遅(特に明確な意図はない)

調整、もちもの、技構成については、前期(S15)のZoukingさんの記事を参考にさせていただきました。同じようなコンセプトでも自分より考察が深くて感銘を受けました。立ち回りなどは私が説明するより上記記事を見ていただくのが良いと思います。

Aにちょっと振ることでHBハバタクカミを2発で落とせる率が気持ち上がる気がします。
ガチグマよりSが遅いので、いっそトリルや対面操作技意識でSを最遅にしてみました。ママンボウの下から動けるなどの利点もありますが、イバンの実のせいでがむしゃらを上から打ってしまって結局自己再生で回復されるなど、あまり利点を生かせていない気がします。
地面テラスはお守りです。一度も切っていません。

ブリジュラス

テラスタイプ:ドラゴン
とくせい:がんじょう
実数値:182(132) - 99 - 150 - 161(124) - 85 - 150(252+)
もちもの:レッドカード
わざ:ステルスロック でんじは ほえる りゅうせいぐん

<調整>
H…ようき252炎オーガポンの+2ツタこんぼうを最高乱数以外耐え
S…最速
C…残り

ねばねばネットへの対抗手段として、初手のポケモンでネットを踏む前にゴリ押そうとしてくるパターンが結構あります。オニシズクモが様々なポケモンに起点にされるので、レッドカードで戻しながらステロやでんじはを撒いて裏のラティオスに繋げます。

最速をとることでネット下でハバタクカミやパオジアンの上をとれるようになります。りゅうせいぐんでステロが入ったポケモンを落としたり、ネット下のポケモンに電磁波をいれながら退場して裏のラティオスで起点にします。

がんじょうレッドカードで起点回避できないパターンとして、炎オーガポンのつるぎのまい、りゅうまいスケイルショット、はたきおとす持ちがなどあります。これらが懸念されるときはオニシズクモでネットを撒いたらブリジュラスに即引く、ステロ撒く前にほえる、など注意して立ち回る必要があります。(ハッサム相手に欲張ってステロ撒いたりして負けたりしてしまいました)ドラゴンテラスは炎オーガポンに2舞されたとき用のお守りですが、まだ一度も切っていません。

ラティオス

テラスタイプ:はがね
とくせい:ふゆう
実数値:161(44) - 99 - 104(28) - 200(252+) - 131(4) - 153(180)
もちもの:たべのこし
わざ:ラスターパージ はどうだん みがわり めいそう

<調整>
H…16n+1
C…特化(H無振りイダイトウ♂やH252炎オーガポンをステロ+C1上昇ラスターパージで93.75%)
S… 準速イーユイ抜き
BD…残り

ねばねばネットでほとんどのポケモンの上を取りながら、みがわりめいそうを駆使して全抜きを狙います。パオジアン(ゴーストテラス)とラス1イダイトウ♂(イバン)に対しては何度も択になりましたが、みがわりで様子を見れる分だけ有利寄りと思います。

調整に関してBに振ったり色々試しましたが、ステロ+1積みでイダイトウ♂やH252炎オーガポンを落としやすくなったり、瞑想積んでいなくてもステロ+はどうだんで無振りの悪ウーラオスやブリジュラスが乱数50%で落とせたりするのでC特化が良いと感じています。

エルフーン

テラスタイプ:ゴースト
とくせい:いたずらごころ
実数値:167(255) - 64 - 125(156) - 98(4) - 103(60) - 155(36+)
もちもの:あついいわ
わざ:ムーンフォース にほんばれ アンコール ひかりのかべ

<調整>
前期(S15)のふかさんの記事を参考 に、メガネハバタクカミと相手のエルフーンを意識してDとSに少し振りました。

にほんばれで晴らしながらアンコールで起点を作りつつウガツホムラに繋げます。
上記記事にも書いてありますが、先発のブリジュラスを倒した技をアンコールしてからにほんばれでウガツホムラに繋げるのが基本的な動きです。
晴れターンをできるだけ長くするために落とされたいことが多かったので調整については検討の余地ありです。

ウガツホムラ

テラスタイプ:ほのお
とくせい:こだいかっせい
実数値:191(84) - 156(164) - 142(4) - * - 114(4) - 157(252+)
もちもの:もくたん
わざ:だいふんげき ヒートスタンプ あさのひざし りゅうのまい

<調整>
前期(S15)のふかさんの記事と同じです(弄るところが無い)

ステロ+晴れ状態で1舞できれば、タイプ相性を無視して強引に突破していける力があるので、勝ちからの逆算がしやすくとても使い勝手が良かったです。

耐久にあまり振っていないですが頼もしいくらい固いです。ブーツカイリューの抜群じしん+ノマテラしんそくをギリギリで耐えて勝ったときはびっくりしました。

パオジアン

テラスタイプ:あく
とくせい:わざわいのつるぎ
実数値:155 - 189(252+) - 101(4) - 99 - 85 - 187(252)
もちもの:いのちのたま
わざ:かみくだく サイコファング こおりのつぶて アイススピナー

<調整>
A…特化
S…準速

自由枠です。イエカシラニューラやキラフロルが厳しいので、アイススピナーやサイコファングで倒すために採用しました。
オニシズクモは初手にカイリューや霊獣ランドロスで飛行テラバーストを打たれるのが辛いので、多少選出圧力になったらという期待もあり、それが効いたのか分かりませんが、最終日に初手飛行テラバーストを打たれたのは1回だけでした。


選出パターン

基本選出

①初手オニシズクモ+ブリジュラス+ラティオス
②初手ブリジュラス+エルフーン+ウガツホムラ

ほぼ上の2つの選出のどちらかを選んで出します。通りやすそうな方を投げますが、おおざっぱに以下のような基準で決めていました。

【以下のポケモンがいるときは、なるべく①】

霊獣ランドロス、ガオガエン ⇒ いかくでホムラが通しにくい
ペリッパー、キュウコン、カバルドン ⇒ 天候を取られやすい
キョジオーン、ヘイラッシャ、ドヒドイデ、タケルライコ ⇒ ホムラで一撃で倒せない
ヒードラン、ウガツホムラ ⇒ 炎技が通らない
ブリジュラス ⇒ 炎半減テラスだとホムラが通しにくい
ポリゴン2+ガチグマ ⇒ ラティを先に展開する

【以下のポケモンがいるときは、なるべく②】

オオニューラ ⇒ ネット撒いてもラティが上を取られる
ハッサム、サーフゴー ⇒ ラティオスからの打点が弱い
ラティアス、ラティオス ⇒ ラティが上を取れず不利寄り
オーガポン(炎) ⇒ オニシズクモが起点にされやすい
アシレーヌ ⇒ アンコールがつらい

その他

相手の構築にキラフロル、イエカシラニューラがいたときはパオジアンを選出し、@2は自由に決めます。

重いポケモン、構築

雨+イダイトウ ⇒ ホムラが出せない+ラティが上を取られる
ミミッキュ ⇒ 呪いが厳しい
受けループ ⇒ 対策が無い


感想

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

3月前半はポケモン以外のことで忙しかったためほとんどレートに潜れておらず、検討が足りていない部分も多かったのですが、構築のパワーに支えられて結果が残せたと感じています。

最後に、今回の構築を使用してみて良かったと思う感想を挙げておきます。

- 選出に悩むことが少なかった
- パオジアンのつららおとしや絶対零度におびえることが少なめだった(初手は仕方ない)
- イダイトウ♂に勝ちやすい
- S関係で上を取ることが多いことの安心感

複数ロム3桁に乗せるという目標が達成できたので、次はR2000達成を目標にしていきたいと思います。


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