本を読むわたし。書くわたしへ。
いつからだろう。何かしら読むものがないと不安で、物足りなくなったのは。
学生時代は学業に課外活動にアルバイトかけもち、と忙しく、授業で必要な課題の書籍を読むので手いっぱい。社会人になって逆に余暇時間を持てるようになった頃からだろうか。
約20年、常に何かを読んでいる。活字中毒というやつだ。そういえば、実家の父の机の上にも、いつも本が積み上がっていたっけ。
十代、二十代と若い頃は小説も随分読んだけれど、四十過ぎるとあらゆるライフイベントをだいたい経験し、フィクションがつまらな