「どうして叩いたの?」「…」「腹が立って叩いたの?」「うん」の危険性
スマホが鳴る。着信番号を見ると学校から。日中の学校からの電話。もう嫌な予感しかしない…。
電話は、息子の支援級の担任の先生から。
「話したいことがあるから迎えに来た時に少し時間をとってほしい」と。
これは、息子が2年生か3年生の時の話しなんだけど、例の新幹線の事件を受けて、走馬灯のように私の脳裏に駆け巡ったんだよね。
支援級の先生が口を開く。
「手短に言うと、チャビが今日トムを叩いてしまった。でも悪いのはチャビじゃなく、トム。でも叩いてしまった事は許されることじゃない