240921◇『スオミの話をしよう』を観てきた
映画の予告で気になってた作品。
◎あらすじ
豪邸に暮らす著名な詩人・寒川の新妻・スオミが行方不明となった。豪邸を訪れた刑事の草野はスオミの元夫で、すぐにでも捜査を開始すべきだと主張するが、寒川は「大ごとにしたくない」と、その提案を拒否する。やがて、スオミを知る男たちが次々と屋敷にやってくる。誰が一番スオミを愛していたのか、誰が一番スオミに愛されていたのか。安否をそっちのけでスオミについて熱く語り合う男たち。しかし、男たちの口から語られるスオミはそれぞれがまったく違う性格の女性で……。
◎思ったこと
・松坂桃李はいいぞ!あの軽率な感じ良き〜!緑髪も素敵だった〜!ありがてぇ〜!
・安田顕ばりのカメレオン俳優だな、長澤まさみは。コンフィデンスマンのころから、多彩な演技ができるところが好きだ。中学生から自分の母役までやってたぞ?どういうこと?
・長澤まさみに罵倒される遠藤憲一
・柿ピー入れがオシャレだな。アンモナイトみたいな。金持ちが金かけるポイントがよく分からんな。
・人の好みに合わせて、自分のままで生きてこられなかったんだろうな。
・そのルーツは母親にあったのか。複数の父親たちに会うたびに何を思ってきたんだろう。自分を抑えることで家族円満、母のため、父のためと思える子供だったのか。
・互いに歩み寄るような恋愛を知らずに生きてきたんだろうか?
・父親たちの中でも、やはり血の繋がった本物の父に対しては特別な感情があったんだろう。フィンランド、ヘルシンキに行けるといいな。
・にしても父、フィンランド好きすぎでは?娘にフィンランドちゃんなんて付けるなよ!スオミという言葉の響きは素敵だな。
・皆が笑顔で終わる作品だから、ハッピーエンド感もあるけど、悲しい物語にも思えてくる。自分がないまま生きてきたのだから。でもたくさんの人に愛されてきた人生は羨ましくもある。
・乙骨だけは可哀想だったな。確実に今回だけの使い捨てではないか。
・薊ちゃん。あなたもすごいよね。適応力が。スオミを利用するために一緒にいるのではないかと思うくらい。ソウルメイトねえ。
・アザミの花言葉は「触れないで」や「独立」、その鋭い棘に由来するらしい。 アザミの棘は、他者を寄せ付けないための防御手段として進化した。薊ちゃんも何かから逃げたかったのかも?
・ラストのミュージカル風ダンス、いい感じにださムーブで良かった。
・瀬戸康史に6番目の数字が!そうだよね!顔を知らないままだから!確かに過去の夫たちには迷惑かけてないけど!
・スオミには、虚偽誘拐を許されるほどの魅力があるんだよな。盲信的な愛情を受けてないと、こんな大胆なことはできないだろ?そういう意味ではスオミを誰も愛していないのでは?結局は夫たちを利用しようとしてたわけだし。
・コメディ映画なんだけど、愛とか自分らしさとか、考えることが多かったな。
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