ディープバリュー銘柄の直近決算を読み解く~村上開明堂、ノザワ編

今回は村上開明堂、ノザワの決算をみていきます。

これから何度かにわけて、ディープバリューな企業を取り上げていきます。

どれも非常に小粒な企業群です。

ですので、アナリストカバレッジもたぶんほとんどされていません。


今までは、相場に影響を与えたくないため書かないようにしてきましたが、

「誰もカバーしないから売買高が少ない」

「売買高が少ないから解散価値を大幅に下回っている」

という状況も好ましくないように感じて、この記事を書いています。


現在、国内外のアクティビストファンドが日本国内のディープバリュー銘柄への投資を増やしています。

MBOファンドが経営陣に資金を与えて、自分達に有利な条件で市場から退出する動きもあります。

多くの個人投資家が目先の値動きを追いかけている中で、ディープバリューに置かれた銘柄からはオイシイ汁が吸われていっています。

長年マーケットを眺めてきた身としては、なんともいえない気分になります。(短期売買ばかりしているお前が言うなって言われそうですが…)


とりあえず、シリーズ化して書いていこうと思いますが、その中には個人的に保有しているものもあります。(いうて全資産に占める比率は1~3%程度です。)

また、いつもの個別記事に比べると解説はかなりざっくりしたものになります。

あまりにザックリした記事なので、とりあえず2本立てで書いていきます。


まずは村上開明堂からみていきましょう。


村上開明堂 2020年Q3決算

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