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最近知った素敵な楽器「ソウルサウンドライアー」

最近「ソウルサウンドライヤー」という
素敵な楽器の存在を知りました。
見たことがない形をしていて音色がすごく素敵で
夢中になって聴いていました 。

「ライヤー」というのは日本語で言うところの竪琴のことです。
『千と千尋の神隠し』のテーマ
木村弓さんの「いつも何度でも」の中で
演奏されているのが有名かと思います。

ソウルサウンドライアーとは

このソウルサウンドライヤーというのは
シュタイナー思想に基づいて
ドイツのアンドレアス・レーマンさんが
考案された竪琴とのことです。

見た目はくるみを縦に割ったような断面をしていて
不規則に削られた1枚の板に弦が貼られています。
ギターやバイオリンのように
楽器内に空間を持たない=反響板がないというところが特徴だそうです。
女性が弾いておられる動画を見たからか
直感的に母体のようにも見えました。

一般的なライヤーとの違いというのは
ソウルサウンドライヤーというのは
不協和音にならない音の組み合わせで構成されていることと
音の組み合わせにヒーリング効果を持たせてあるところとのことです。

ソウルサウンドライヤーは現在約10種類ほどあるそうです 。
ステラ、ガイア、ドルフィン、タオ、スターシードなどなど…
名前からしてときめきがとまらない感じなんですけれども
例えば、スターシードライヤーは
「レ、ミ、ラ、シ」の4音だけで構成されているそうです。

音の持つ意味

シとミが女性性で陰のエネルギーを持ち
レとラが男性性で陽のエネルギーを持っているとのことです。

シの音は「月」、ミの音は「木星」、
レの音は「金星」、ラの音は「太陽」を表しているそうです。

生まれるとき、魂が地上に降りてくるときに
レ、ミ、ラ、シの順に降りてくるとのことで
シュタイナーさん的にこう考えておられるとのことです。
おそらく周波数帯のことを指しているのだと思います。
自分が生まれた時のことなんだと思うんですけれども
よくわからないので詳しい方がおられたらぜひ教えていただきたいです。

音の一つ一つに個性があるというのは
私もなんとなく感じたことがあり
ドの音はリーダータイプの男の子…突撃隊長みたいな感じで
レの音はおしゃれな女の子
ミの音は元気な子供というイメージで
ファの音は中性的な感じで
ソが素敵なお姉さん
ラの音は、私は生徒会長みたいなイメージがあるのですが
ちびまる子ちゃんの丸尾くんみたいな優等生ではなくて
太陽のようなというか
みんなを明るく率いていくというイメージがあります。
シの音は大人しくてちょっと目立たない不思議ちゃん
というようなイメージがあります。

ライアーの素材となる木にも陰性と陽性があり
トネリコの木は陽性
桜の木は陰性を持つそうです。
ぜひ聴いてみてください。めっちゃ癒されます。

反響板がないことや、音が限られているところから
特定の曲を奏でることや コンサート会場で奏でるということは
あまり想定されていないと思われます。

その他の動画を見ていくと
背中の上とか頭の上に置いて奏でていたりなどして
ヒーリングのためにも使われているようで。

人間の体内の水分量は約半分から3分の2と言われていますので
この体内の水に影響を働きかけているとのことです。

即興で奏でる音

動画を見ていると演奏者さんは即興で弾いておられます 。
そういう姿を見ていると
「一体何を感じ取って表現されているのかな」と興味が湧きます。

音楽、ダンスにしてもそうですが
アーティストさんたちは一体何を感じているのだろうかと
不思議な思いがします。

以前、即興で踊るワークショップに参加したことがあります.

運動神経がないので相当笑える動きをしていたはずですが
上手な方というのはダンスの経験があるとかないとかに関係なく
見ていて動きに目が引き付けられ「美しいな」と感じます。

最初は簡単な動きから始めて
自分が動きたいように、動かしたい時にという風にやっていき
徐々に全身で表現していくという流れになっていました。

インストラクターの方から
「動きたいように動いて」と言われるんですけれども。
これは慣れていないと非常に困ってしまいました。
幼少期から
動きたい時にも動かないようにじっとしているようにという訓練を
よく受けてきたからだと思うのですが
決まった形で動くようにって言われる方がまだマシというか
お手本通りにできるかはともかくとして
まだやれるなと感じるくらいです。

普段使わない脳を使って
「私はこの瞬間どうしたいんだ?」ということを
何度も何度も自分に問いかけてやっていくことになります。

そして他の人の目を気にした途端に
怖くなって体が固まって
どうしたらいいかわからなくなるということも起きます。

この他にも私は参加したことがないのですが
即興でドラムを叩くというものもあるそうです。
月夜の広場のようなところで
みんなでドラムを持ち寄って叩くのですが
ベースとなるリズムを刻む人が一人いるほかは
その他の人は全く別のリズムで好きな時に叩くというものだそうです。

激しく叩く人もいれば、ゆっくり叩く人もいて様々ですが
不思議と徐々に一体感が生まれてくるのだそうです。

自分の内側から湧き上がる感覚の他に
自然など別のところから
何かインスピレーションを受け取って表現する
アーティストの方もいらっしゃいます。

彼らが見ているもの感じているものを
少しでもいいから感じてみたいものだと思わずにはいられません。

きっと自然や世界から語りかけられるものと
自分の内側から湧き上がってくるものが混然一体となって
この思いが自分のものなのか
他の何かのものなのか
境目がなくなっているのではないかなと感じます。

ただ流れに身を任せて
音や動きや色、形として立ち現れてくるに任せて
表現しているのだとしたら
きっと幸せな瞬間だろうなと思います。

私は我ながら頭も体もコチコチのタイプなので
そういう人たちとかそうやって
作り出されるものに憧れを抱きます。

そういうものに触発されながら
世界の中に溶け込んで一体になる感じを味わえたらなと思います。

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