円盤が積まれていく
こんにちは。今週も島に引きこもっていたオタクです。時々モンスターも狩ってたなそういえば。
タイトルの通りです。
去る4月3週目。円盤が3枚同時に届きました。1枚は確定した発売日だったんですが、残る2枚は1枚は既存円盤、もう1枚は発売日は未定だけど出来上がったら円盤送るな!という円盤です(既存円盤は一緒に頼んだ時に新作できた時に一緒に送ってくれればいいよって選んだので多分半年くらい待ってる)(ぶっちゃけいつ発売するかも明確にされてない感じの円盤なので、ほんとに来るんか???1年とかかかるんか???て思ってたので忘れてた)
まあこんな感じで最近ではなく、過去予約した円盤が届いたわけです。予約したの去年の10月とか、今年の1月頭とか、そういうレベルだったからそりゃあ現状こんなになってるだなんて過去の私は予測すらしてなかったわけで、「4月かー遠隔(互いに円盤同時に再生始めて通話する)なり集まって鑑賞会なりしようね!!」て約束してました(日程はまた4月近づいたら!て言ってたのに段々2月になるにつれて「おや…?」となって結局日程決めなかったのが正しい判断だったなっていう悲しい事実)
もともと発売日が決まっていた円盤は、それはそれは素晴らしい舞台でした。届いたらすぐにでも見ようと思っていた円盤でした。
でも私はまだ、一度も開いてない。あ、ブックレットは見たな。うんでも円盤はまだ再生機に入れていない。
残る2枚は既存円盤はまあいったん置いておきますが、もう1枚の10月ごろにやった公演、私自分が持っていたチケット、台風ドストライク10/12の公演のものだったんですよね。おかげで自分のチケットでは見れませんでした。
お譲りいただいた別の日程のチケットで仕事がくそほど忙しい中、予定を捻じ込んでなんとか見にいったという思い出の舞台でもあります。(内容自体も台風がやってきて…みたいな冒頭の内容に「今の私…」てちょっとリンクして笑ったのはいい思い出)
オリジナルの内容ながらすごく良い舞台で、ほっこりしたお話だったのでもう1回くらい観に行きたかったなあ…という舞台でした(忙しい時期だったので1公演以外取らなかったんですよね)
まあ、そんな良い舞台だったので、円盤も買ったんですけど。
それもぱか、と蓋を開けて「円盤入っているなあ」と確認をして、閉じました。既存の円盤も同じく。
楽しみで仕方なかった円盤たちが、積まれている。
代わりにと言ってはなんですが、推しグループのアルバムが翌週発売されたんですが、それは発売日に届いたものを速攻PCに取り込んで聞きました。
今回のアルバムも全部最高で、全部好きで、あぁ中止にならなかったらスタジアムで聞いていたんだこの曲たち……とギリ、と唇噛みしめながらもいつかお披露目されるであろうライブに希望を抱いて生きています。
新しいものが手元に届いた。なのにこの違いはなんなんだろう。アルバム届いて1週間経ったのもあってふとまた立ち止まって振り返りました。
まあ、答えは単純で、「楽しかった思い出が詰まったもの」と、「これから見る予定だった未来が詰まっているもの」の違いかなって。
前者はもう楽しかったを体験してきちゃったんですよ。劇場という場で舞台の上で公演されたものを、体験したその追体験が円盤だと思っています。
逆にCDのほうは、これからやるはずだった予定のライブ+ちょっと前にやってたツアーの曲、どちらも入っているんですよね。
やるはずだったライブはもちろん中止になってしまったから絶望っちゃ絶望なんだけど、でもこの中に「新しい未来」がある。まだ披露されてない、未来のどこかで聞けるであろう曲が大半を占めている。
ツアーも途中で中止になってしまったので悔しいとか悲しいの気持ちはあれど、私はツアー前半に参加していたのでまだ悔いみたいなのは一応昇華している。(ツアー完走してほしかった、の気持ちはまたちょっと別の話なのでいったん置いておく)
今年は無理でも来年、もしかしたらもっと先かもしれないけど、ライブはきとやる。
その上、彼らの活動はこの情勢でも一応切れることなく新しいものが見れるので、あまり未来に対しての不安はない。
こういう時にこういう活動の人たちは強いな、とは思った。
代わりに、舞台の人たちは本当に、本当に今何も新しいものが配給されない。
中止になった舞台の物販が届いて、怖くてパンフレットは開いてない袋のまま。
ブロマイドはランダムのものは開封したものの、個人ブロマイドはなんとなく怖くて開けていない。
発売日の決まっていた円盤も、本当なら発売日から数日間だけ次回新作のチケット先行期間のはずだった。
GWに伸びた。
公演は6月から8月。正直6月は無理なのでは?と思っている
じゃあ7月は?できるのか?
自粛はいつまで?
本当にGWの終わりとともに緊急事態宣言は解除されるのか?
舞台は1つのグループでしてる仕事とは違って、たくさんのグループに所属している、たくさんの個人が集まって作るものだと思っている。
だからこそ、「今」を逃すと同じメンバーは集まることがあるんだろうか。
9割が揃っても、残り1割は集まれないかもしれない。
今表に出てないで中止とも言えない、誰の目にも触れない計画段階の舞台が、いくつも裏で消えて行っているのかもしれない。
今予告されている夏頃の舞台はやれるのか?舞台公演の時期には状況が回復していても、準備や稽古の時間を考えたらできないのでは?
舞台のことを考えるだけで、この先の楽しみにしている未来が、怖い
払い戻ししたチケットで中止が確定した舞台に関してはもう諦めというか、いつか舞台やってくれるといいな、という気持ちはあるけれど。
今中止もまだ宣言されていない、1月くらいから先行すらも楽しみにしていた舞台が潰えたら。
ほかのキャストもすべて発表された舞台が全公演中止になってしまったら。
怖くて怖くて、この先の未来のことを考えるのが怖くて、楽しかった舞台を見直したらその期待を持っていた気持ちが浮上して、現実に滅多打ちにされるんじゃないかと思ったら、円盤を再生するために開く勇気がない。
未来を信じることが希望だと思っていたけど、今は未来を信じることが反動で心が死にそう。
楽しかった思い出を開いて、新作楽しみだなあ、という心が濁るのが嫌で、円盤が積まれていく。
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