オタクの向かう先

色々な意味で自粛中な上、行くはずだった舞台が2つほど潰れ、現状6月7月の舞台チケットを握っているもののちょっと絶望的だなっていう人間ですこんにちは。
3月は何もなかったのと、2月に握っていた舞台関連は運よくすべて公演が実施されたのもあり、この自粛というムードに本格的に打撃受けたのは4月の公演からでした。
はちゃめちゃに良い座席を持っていたし、4月には収束してんだろ~て正直甘く見てました。打ちひしがれた。もうチケット払い戻しして当選した記憶を葬り去ったので元気ですが。

舞台・ライブ問わず中止の嵐の中、推しを支えるために色々な人が色々な形で支援して回っている状況だと思います。私も必要以上にCD買ったり、グッズ追加したり、まあ色々してます。
してるけど。
果たして、この「自粛」期間が終わった時、私はこれまでのように、同じコンテンツに同じようにお金をかけるのだろうか、とふと立ち止まってしまいました。

きっかけはついったーさんで回ってきたとある言葉。
「オタクは正気を取り戻してはいけない」
あぁ、そうだなあ、て夜中にそれを読んでずっと推しを支えよ!て走り続けていた足が止まった。
もちろんまた公演が告知されたら参加するし、グッズも買うし、それなりに数公演行くとは思う。ずっと追いかけてるものであればまあ、そうかなって。
でも、例えば、ちょっと気になるな、みたいな舞台やライブには、今までのように気軽に行くようなことになるだろうか?
CD先行とかもこういう状況思い出して積まなくなるよなーというのももちろん思ったけど、ただ自粛が終わったやったー!の後って、とにかく失われた期間の推しの補填みたいな、勝手な使命感みたいなので、そこにしかかけられないのでは?と。
私は割と軽率に色々なものに手を出すタイプです(めっちゃ手広いわけではないが、この役者さん知ってるし気になるなーくらいの範囲は割と手出したりする)
でも多分、この自粛期間を超えた先はなんとか推しが仕事を続けられるように、っていう方向に必死になりそうな気がしていて。
今まではふんわりと色々なところへ足を運んで、新しいものを開拓して、新しく舞台観に行きたいなみたいな人が増えて、というのがあったけど、最推しにしかそれをかけることができなくなりそうだなって思いました。
もっと簡単に言うと、「新しい何かを開拓しよう」という余裕がみんなの中からなくなってしまうのでは?
私には推しが複数います。ほぼ均等にかけてたものが、もしかしたらどちらか傾いてしまうのではないかなと思い始めている。
どちらも大切な推しだけど、自分だって今後どうなるかわからない状況で今まで通りにやるのは無理だなって

オタクは経済を回すって言われているけど、それが今までと同じように推している全てに均等に行くのか?という疑問は拭えない。

お前1人いなくなったところでお前の推しは元気に仕事できるよ!と言われればそれまでだけど、その1人という個が何倍もの数になったらそれは影響がないとは言えないと私は思います。

今ですらうっすらと見えている、この先の未来が今までの延長戦ではなく、全く違う新しい形になっているであろうその未来が、すぐそこまで迫ってる。

収束したら、上半期終えたら、今年を終えたら、いったいどんな世界に、自分もどんな状況になっているだろうか。

推しコンテンツは、残ってるんだろうか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?