見出し画像

【資産形成】マイホームを買ってはいけない!?

こんにちは!サラリーマンの収入に頼らずお金持ちになって、旅するように働く人になりたいAkariです。今はエアラインで働いています。

今日は購入物件のお話から少し外れて、私たち夫婦の住まいのことについて書きたいと思います。

不動産投資をやると決めてから先輩方の本を読む中で「マイホームは購入してはいけない」というアドバイスをよく見かけました。理由としてはマイホームは不動産としてレバレッジを効かせられないことや賃貸であれば自宅兼事務所とした場合、家賃を経費として按分計上できるため節税対策になる点など様々です。

でも、私自身は少し違う価値観を持っています。

私たち夫婦は結婚すると決めてから、賃貸から新築マンションまで色々と検討はしました。新築物件は見学してみましたが、どれを見ても似たような外観、内装に見えてしまって「作り込まれた」同じような印象しかなく私自身があまり新しくてピカピカなものに特に惹かれるわけではないなと感じたので早々に検討から外しました。賃貸も私たちが候補とするエリアだと家賃が高く、ただただ消えていってしまうお金として支払っていくのはなんだか勿体無いという感覚を持っていました。

そして結果的には結婚すると決めた時に(正確には入籍する前に)今住んでいるマンションを中古で購入し、フルリノベーションして住んでいます。結婚後の新居が既に持ち家ということになります。

リノベーション自体は業者さんに全てお任せしたのですが、壁などの仕切りも全て取り払いいわゆるスケルトンの状態から今の家を作っていただきました。部屋の配置、それぞれの広さはもちろん、週末はペンキ屋さんやタイル屋さん、DIYショップなどを訪れて床の素材、壁のペンキの色、キッチンのタイルや洗面所のボウルやドアの取っ手まで全て自分たちで選び、お気に入りの空間を作ることができました。
仕事をしながらこの作業はなかなか大変でしたが、5年経った今でもマイナスなことがほぼ見つからない今の家は気に入っていますし、何よりうちに来る友人たちが居心地がいいと何度も足を運んでくれる家になったので特別でとても大切な場所になっています。

この中古マンションはライフステージの変化によっていつか転売することも視野に再販できる競争力と価値を持ち合わせているかも購入の条件としていました。イメージとしては同じくらいの立地や広さの賃貸に住んだ時に出ていく家賃と同じくらいで購入できるかを判断軸としました。
購入から5年が経つので、まだ引越しの予定は当分ありませんが今年中に売却見積もりをしてもらって現時点での物件の価値を知りたいと思っています。

今になって思うだけで購入した時には予想していなかった副産物と言えるのですが、私が数ある資産形成の方法の中で不動産投資を選んだこと、また中古の築古アパートを選んだことも自宅を購入したことをきっかけにリノベーションの奥深さと不動産の価値に興味を持った経験が大きく影響しています。自宅を中古で購入していなかったら、きっと不動産投資を始めることも会社を設立することもなかったでしょう。そういった意味でも、私はマイホームを20代のうちに購入してよかったと思っています。

マイホームには人それぞれ夢やこだわりがあって、その家族のライフステージや予算によってベストな選択は変わります。何が正解とは言い切れませんが、私に不動産というそれまで縁のなかった分野に興味を持たせてくれた今のマイホームは私にとって大切な存在です。
だからもし、不動産投資を始めようとしている人からマイホーム購入について相談されたら私は「買わないほうがいいと思う!」とは言わずなぜ買いたいと思うのか、目的やビジョンも聞きつつ話を聞いてみようと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?