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ちはおの第一子出産レポ

はじめに

こんにちは!昨年の10月に元気な男の子を出産しましたちはおです👶🍼
この記事、産後一ヶ月くらいからダラダラ書いていて、気がついたらもう生んでから半年経っているね…??でもせっかく書いたので公開させていただくよ!よければ読んでね!!

妊娠中レポや出産レポ、世の中にたくさんあるけど、当事者になるまで正直需要あるんかいな?と思っていました。
でも、いざ自分が妊娠、出産すると未知の世界すぎていろんな人の実録レポがめちゃくちゃ励みになったし参考になった!!ということで、私の記事も誰かのためになったらいいなと思いながら書いていきます!

ちなみに先に書いておきますが、私は無痛分娩だったので「特に無痛がどんな感じか気になる〜」という方には是非読んでいただけたら嬉しいです。

突然始まった陣痛

ときは出産予定日の4日前。もうお腹パンパンで苦しいし、そろそろ産まれないかな〜と思いつつ、昼間は眠いし体は重いしで特に陣痛促進のウォーキングなんかもできずにぐーたら過ごしておりました。

夫が仕事から帰ってきて、スプラトゥーンやってるのを眺めながらスマホいじいじタイムにしけこんでいた金曜日の23:30頃。
なんかお腹痛いかも〜でもここ最近毎日前駆陣痛きてるし、いつもの感じかな〜なんて思いながら、そろそろ寝るかとベッドで横になっていたら「…あれ、痛み強くなってない???」と。

iPhone持ってタイマーで測ってみると一回目は13分くらい。まだまだかな〜と思っていたら、7分後くらいに次の痛みが。
大体痛みの波が10分間隔くらいになったら産院に電話してくださいと言われていたので、えっマジ??という気持ち。この時の痛みはめちゃくちゃ重たい生理痛がきたくらいの間隔で、痛いときは「うぅ〜〜〜」と声が出る感じ。
「え、産院電話する…??」と思いつつ、入院が決定しなかった場合深夜対応料金を支払う必要があるので(ケチw)、夫と話しつつもう2,3波くらい粘ってみようとなりました。

そうしているうちに、6分、5分と徐々に間隔が短くなるし、痛みも強くなっていくので意を決して産院に電話!このとき夜中の0:30くらいでした。
どんな感じの痛みか、どのくらいの間隔で痛みが来るのか、破水はしてないかなど聞かれて、話してる途中でちょうど陣痛がきたので「あ、今痛いですね〜〜」なんて言われつつ、とりあえず来てくださいとのことでいざ産院へ!

このときもう5分間隔でとっても痛かったので、陣痛の合間にシャワー浴びてから入院準備していったなんて言ってたブログ、全然嘘じゃん!!と思ってましたw本当にお産は人それぞれ。
予め入院用の荷物はまとめていたので、それを夫に運んでもらって車で産院へ送ってもらいました。家から車で5,6分くらいの場所にある産院なので、これは本当に助かりました!

入院するかしないか

1:00ごろ産院到着。
コロナ禍で立ち合いができないため、夫とは産院の前でお別れ。荷物も一人で持って施設内に入ってきてくださいということで、でかいトートバッグとリュックを担ぎ、お腹に一人入った状態で産院内のナースステーションへ。
助産師さんに先ほどお電話したちはおです、と言うと処置室に案内されて内診されました。この段階では子宮口も2cmくらいの開きで、まだまだかな〜みたいな反応をされ、「ここから帰されるのだけは勘弁!!!」と思って、めちゃめちゃ痛いアピールしてましたw

そこから、お腹の張りを見るモニターをつけられて経過観察。
陣痛がきていない落ち着いた状態のときは数値が0〜5くらいの値なのに対して、痛みが強いときは75〜90くらいまで上がるのを見て、ちゃんと実感の通りに数値化されることに謎に感動していました。
1時間くらい様子見されていて、この時点でまだ入院できるのか決まってないし、普通に陣痛は来るし、この観察タイムが私のお産の中でMAXに辛い時間でした。

モニターの数値と再度助産師さんに内診してもらったところ、子宮口が「まだ開きは2cmだけど、だいぶ柔らかくなってる(?)」とのことで、このまま入院の許可が出ました!やったーーーー!!もうすぐ産める!!!
私は28週の段階で陣痛きっかけでの無痛分娩を選択していたため、入院が決まったあと、産院の先生に無痛の処置をしていただきます。

無痛分娩 is 神

入院決定してからさらに30分くらい待ったところで、無痛処置をしてくれる先生が登場。一体どのくらい痛く無くなるのか期待。この処置が入るまでは、10分間隔くらいでゴンゴン陣痛がきていて、毎回重たい生理痛の痛み×100くらいの痛みがやってきます。
処置の内容としては、まず腰あたりに局所麻酔を入れ、その麻酔が効いてきたところで陣痛の痛みをとる麻酔を入れるためのチューブを背中に入れるような感じです。チューブが入ったら何度か麻酔の液を注入していきます。

「無痛にしたけど痛かった」という人の話も聞いていたので、どんなもんじゃいと思っていたのですが、麻酔が効いてくると本当にすごい!!無!!完全な無痛!!お腹が張ってくる感覚だけがわかる程度で、全然痛くない!!!
家族にLINEとか余裕でできるし、なんならTwitterで実況もできるくらい何も痛くなくなりました。
という感じで、これにはめちゃくちゃ感動しました。ここで、もし二人目ができても絶対に無痛分娩にすることを決意。

ここまでで一通りの処置が完了したので、一旦陣痛室なるベッドのある部屋に移動。時刻は3:30ごろだったでしょうか。この部屋で寝ながら子宮口が全開になるのを待つ感じです。痛みも取れたし、とりあえずあとは待つだけな状態になったので、安心したのか急激に眠気がきて2,3時間ほど寝ました。
寝る前に助産師さんが「スマホの充電大丈夫ですかー」と気にしてくれて、充電器とかお水とか持ってきてくれたのがめちゃありがたかった〜。麻酔で下半身は全然動かないので、持ってきてもらうしかないのです。

6時ごろに目が覚めて再度内診。子宮口3cmとなかなか進んでいない状態だったので、陣痛促進剤を打っていきました。無痛分娩にすると、お産の進みが鈍くなるようなのでどうしても促進剤を打つことが多くなるようです。
もちろんこの間も無痛。お腹の張りを見るモニターを見てると、陣痛がきていると思われるタイミングでMAX値130とかになっていた気がするので、実際は相当痛かったのではないかと思われます。考えられん。耐えられる自信がない。

朝の8時には朝ごはんも出てきて、全然痛くないので「この先の大仕事のために、もりもり食うでえ…!」という気持ちでもりもり食べました。ピザトースト、大変美味しかったです。夜中カロリーメイト一本しか食べられなかったのでめちゃくちゃお腹が空いていました。

ご飯を食べた後は、やることがなくなったのでスマホいじいじして各種SNSとかYouTubeとかを見ながら時が来るのを待っていた感じです。自分で書いててなんかめちゃくちゃ余裕そうな出産だな。

ついに分娩台へ!

午前11時ごろ、助産師さんが内診にやってきて「もう子宮口全開なので、分娩室向かいますよー!」と言われる。
本人、全く自覚がないため「へ??私、もう産むの???」という感覚。骨盤がなんとなく圧迫されて広がっていってる感覚はあったのですが、まさかもうすぐ産まれるなんて思ってもなかった。
麻酔で下半身が動かないので、助産師さんに車椅子に乗せてもらって分娩室へ移動。訳も分からず分娩台に乗せられ、まな板の上の鯉状態。でも、39週と4日、ずっとお腹の中にいた我が子に会えると思うと、ドキドキワクワクが止まりませんでした。
夫に「分娩台呼ばれたから行ってくるーーー!」とLINEして、いざ分娩台へ!

※ちなみにここから超ハイペースです。

台に座ったら「いよいよじゃん!!!」と思ってかなりソワソワしてました。助産師さんに「お腹が張ってきたら、台のレバーを握っていきんでくださいね!」と言われたのですが、「いきむって何!?とりあえず出口に向かって中身を出す感じか!?」とかなりテンパる。とにかく痛い感覚は全くないので、タイミングはお腹の張りと助産師さんの「せーのっ!」の声に合わせるのみ。
タイミングが来て1回目のいきみで、自分的にはどうなってるのか全くわからないんだけど「めっちゃ上手です!!すごい!!初めてなのに!!感動〜!!」と助産師さんに超褒めてもらって、「とりあえず合ってるっぽい…!!」となる。
自分でもマジか?と思うのですがこの後3回目くらいのいきみで一気に進み、慌てて先生に会陰切開をされ、助産師さんに「もう出てきますよーーー!」と言われ、「え?ちょ、え!?」となっている間にずるずるずるーーー!と子、爆誕!!!

11:20くらいに分娩台に座って、11:48に産みました。自分でもスーパーびっくりな安産。いきみでめっちゃ褒めてくれた助産師さんは、他の助産師さんにも「ちはおさんめっちゃ上手だったんですよ〜」と言ってくれる。私はとりあえず子が五体満足なのか気になって、身体チェックをされている子の方をずっと見ていました。
助産師さんから「特に異常ないですよ〜!元気な男の子です!」と言われながら、私の顔の横に寝かされた赤ちゃん。生まれたてでも分かるくらい色白のほぎゃほぎゃ泣いている男の子。「我ながら、めっちゃ可愛いじゃん…」と思っていました。

その後、後陣痛と言うらしいのですが胎盤など子宮の内容物がドロドロと出てきて完全に出産完了。会陰切開をしていたので、先生にチクチク縫われました。「無痛分娩は陣痛の痛みを消すだけじゃなくて、このチクチク縫う痛みまでなくなりますからね〜。ひつまぶしみたいでしょ??」と言う謎のセリフと共に…。

おわりに

ここまでが私の陣痛発生〜子を産むまでの体験記になります。とにかく無事我が子を産むことができて本当〜〜〜によかった!!
元々子どもの相手がそんなに得意な方ではないので、産んだ後全力で愛を注げるのだろうか?と心配だったり疑問だったりしていたのですが、そんな心配事は吹っ飛ぶくらいとにかく我が子は可愛いです!!

最近よく、「睡眠不足になったり夫婦関係悪化したり、自分の時間もなくなるし、お金のことを心配したり、そんなことしてまで子ども産みたくない」みたいな意見を見ますが、全然産んでよかったなと思えます。この子のいない人生なんて考えられない。
「こんな時代に生まれる子はかわいそう」なんて言葉も耳にしますが、こんな時代に生まれても、絶対に幸せを感じられるようにしてあげたいと思って育てるのが親なんだなと言うこともわかりました。(中にはそう思えない人もいて、悲しい事件が起こってしまったりしますが。。)

とにかく私は、まあまあ大変なこともありますが、何事も前向きに楽しんで子育て頑張っております!子を産んで半年間、産まなきゃよかったなんて考えたことは絶対にただの一度もありません。

これから出産するよって方も、子どもを持つかどうしよって考えてる方も、前向きになれるといいな〜と思いながら楽しく書きました。

最後まで読んでくれてありがとうございました〜!

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