200923_自分の値段

株式投資という趣味から企業価値評価へと関心が向き、それ関連の本をいろいろと読んでいる。その過程で自分の値段について解説された本があったので手に取った。

「企業価値とは企業が将来生み出すキャッシュフローを現在価値にしたものの合計」という説明がされる。これを”人材価値”、もっとざっくりと言い換えて”自分の値段”と置き換えると「自分の値段は、自分が将来生み出すキャッシュフローを現在価値にしたものの合計」となる。

ここで言う”将来生み出す”は、営業やファンドマネージャーのように、いわゆる”稼ぐ”ことが仕事の場合はイメージしやすい。一方で自分のように間接部門系の仕事をしている場合は、ピンときにくい面もあるだろう。

その点、自分は前職がコンサルタントだったことから、出したアウトプットがコンサルティングファームだったらいくらで売るのかを大体見積れる相場観がある。これはコンサルティングファームで働いて良かったと思えることの一つだ。

その相場観をもとに、新しい職場に移った6月から現在までの約4カ月のアウトプットを値付けしてみた。大まかだが、自分のもらっている給料の4~5倍の付加価値は出せているのではないかと思う。

約4カ月を振り返ってみて及第点は取れていると思う。氷山の下にあり現在は見えていない課題、手をつけたいが難易度の高さから避けられている課題、に下期はより積極的にチャレンジしていこう。

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