【Gardenia feat. 倉先】制作記・第2部「思惑」
■M3お疲れ様でした(いつの話だ)
ご来場の上、ブースにお越しいただいた皆さま、お会いした方々、
ありがとうございました!
今回のM3で新譜をリリースするのは自分の中で外せないイベントでしたので、
関わった全ての方のご協力・ご尽力に改めてお礼を申し上げます。
CDは Diverse Direct さんにて、
データ販売は(一部内容を変えて)BOOTH で、
引き続き行ってます!
https://poppoyo.booth.pm/items/2915932
■楽曲について
完成させるに至った経緯は大きく分けて3つあります。
① 倉先さんと解釈の一致
② 憧れの曲調へのリスペクト
③ 自身のポートフォリオとしてマスターピースとなる作品制作
① 倉先さんと解釈の一致(やりたい楽曲の話)
前回の記事で伏せた"ある曲"の答え合わせです。
柴咲コウ の invitationでした。
テンポ感や楽器構成は似てるので察しは付いたでしょうか?
参考:当時のやりとり(返信ツリー参照)
2006年リリースでドラマ主題歌だったり一般認知も高かった曲ですが、
この曲を"今"改めて語れるのが大変話が早くてなんかもう好き〜ってなりました
(あとLondon Elektricity知ってる方は通る曲ですね)
作り手同士が打ち解ける要素として、
バックボーンが理解しやすい趣味や遍歴ってマストだなーと。
作り手の過去作から如実に感じ取れると尚ヨシ!
② 憧れの曲調へのリスペクト
長くなるのでどんどんいきましょう!
作曲のきっかけは上記の通りで、
こちらは編曲で主に考えた事です。
憧れと書きましたがその実
「尊敬」や「嫉妬」でもあり「執念」だったりな、
作り手心理なお話である事を、前置きとさせてください。
もう既にこのエントリー、自分語りが過ぎて個人的にだいぶ恥ずかしいので恐れず暴露しますが、
あらかた編曲の方向性が見えてきた所で思ったのは「felys」越え、でした。
何百回プレーしたか分からないレベルで遊んで、その後のLong versionやSwell Strings版も聴いて(買ったのは実兄だった)、某音ゲー収録のStoriesでやっぱりえもいわれぬ感情になった身として、
これだけ身近で越えるべく立ちはだかる曲ってこの路線じゃFelysしか無いなと。(好きだからこその意識という事で何卒...)
部分的なピアノ伴奏とか、間奏のストリングスは意識しているのがよくわかると思います。
作曲は自分の聴いてきたポップスから
編曲は今なお好きな音ゲー文化の金字塔から
それぞれエキスを頂戴する事で、初めて Gardenia feat. 倉先 は完成しました。
実際は掘り下げれば他にもあると思いますが、note的にはここまでで...
③ 自身のポートフォリオとしてマスターピースとなる作品制作
鼻息の荒い文章が続いて胃もたれを起こしそうです!
これは後のジャケット作成にも関わる話ですが、
1年越しの告知とMV投稿を打ちようやくリリースできると分かった2021年4月頃に決めた事です。
同人音楽って自分主導で、いつ何をしてもいい活動なので、
その範疇の物づくりは自分の軌跡を感じられる作品にしたい!
たまに「10年後はYouTubeでミリオン再生いってほしい」とか言ってますが、
現時点で10年後も胸張って紹介できる作品だと思えるからこその台詞で、
そういう作品を一つでも多く残す活動がしたいと思っております。
...そういう作品は総じて命を削るので、まずは健康と楽しさが最優先です( ´ٹ`)y-
(第二部 完)
この連載ほんとに書き終わるのか。。。
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