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【ぎじゅつのーと】#RTAオフラインMIXUP

7月2日(日) Red Bull Gaming Sphere Tokyo にて行われた
不思議のダンジョンRTAフェス主催
「RTAオフラインMIXUP」
裏方担当のーとです。

今回は会場についてやってたことを簡単にですけど書いておこうと思います。

準備

ドキュメント周りの配置準備

不思議のダンジョンRTAフェスのドキュメント管理も兼任しているので(自分の感覚は総務的な感じ)、いろいろ用意しました。
この辺はまた別の機会に。

OBS準備その①~メインモニタに写す時に使った技術~

NDIってものを使いました。
NDIが分からない人に簡単に言うと、
「ネットワーク(LANケーブル)を使って手軽で低遅延な映像音声を送ったり受け取れる技術」
って位で思えばおkです。
各ブースのPCと裏にあったPCの5台を同じネットワークに配置して、OBSにNDIプラグインをいれてそこから映像のやり取りをしました。

音声・映像図

OBS準備その②~専用OBSパッケージ~

今回は会場でもOBSが入っている可能性が非常に高く、
・バージョンを統一(NDIの仕様の関係)
・プラグインの事前インスコ(NDI関連)
・各ブースがレイアウトを持ち込み
・配信設定を残したくない(通常だとWindowsのユーザーに残っちゃうので)
ということで、ポータブルモードによるOBS起動を選択しました。
要は会場のよくわからんOBS設定を使わず済むのと、撤収時にOBSを消しちゃえば配信設定がノートPCに残らないから使いたい!
どうやるのって話なのですが、起動用の引数に「-p」を足すだけです。
これをすることで、「OBS-Studio-29.1.1\config」の中にプロファイル等の設定が入るようになります。
Windowsに残らないのでこういうところでは便利です。

ショートカットだとこんな感じ

専用のLAN配線

今回各ブースのネットワークを同じにするために無理やり配線しました。
なんでこうなったかは以下のことがあったからです。
・会場には2つネット回線が混在する。
・会場のLANポートは場所によって別々の回線しかさせない
・片方の回線は無線を飛ばしている(一般客が使う無線)

リスク回避も含めて無線が飛んでいない回線のLAN口のみで組み上げる必要がありました。 
会場にはLANケーブルはありますが、長くても10m程度と正直今回の配線では足りませんでした。
でもLANケーブルって長いやつほど高いんですよね。

だから今回専用でLANケーブルを作りました。(サンワダイレクト様々)

会場寸法を事前にもらった上で、いい感じの長さを用意したので、
・(大体)30m×2
・(大体)20m×2
・(大体)10m×2
・(大体)2m×2
手作りのメリットは寸法に合わせていい感じのを作れるのでやれると楽ですね。(どんぶり勘定になっちゃいますけど)

実際の配線図

各ブースのちょっとした補助

具体的に何してたのかと言うと
・機材レンタル
・持参のマイクがオーディオインターフェースと相性が悪くて拾ってくれないのを対処
・ブース内の配信レイアウトをプチ改善

持って行った機材(青色の長細いやつが服でそれ以外機材)


所感 

今回は自分自身が会場を内覧できず、ぶっつけでやっていましたが裏で色んな技術系の強い方のお手伝い・予備機材・ボランティア各ブースの方々のご協力があって順調に進んでいました。大変感謝です。
自分としては反省が多いところもあったのでその辺はまた次回ってことで。

今後オフラインをしたいと思っている技術担当の方向け 

予想外の事態はよくあるのがオフラインイベントだと思っています。
どうしようもない場合は、すぐに割り切って別の方法やレベルを下げるのがいいです。
最初から割り切るからいいや!と言って何もしないだと当日苦しむのは自分なので、やれる範囲で準備してそれでもだめなら割り切るがいいです。
自分だけで厳しい場合に一例ですが、
・キャプボとか機材に関しては走者や当日来る人にお願いする
・技術的な壁は誰かに聞く
といったことが重要になります。
技術的な部分がどうにもぶつかる!とかだったら
・DiscordDM(ID:chromdragnity)
TwitterDM
とかで相談に乗ります。


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