2023/02/28

うう

Q：アーティストの作品は大好きだが思想信条は全く共感出来ず嫌いである場合、私は割り切って作品だけ楽しみますが、平沢さんはそんな消費者をどう思いますか？

A：認知的不協和を経験中ですね。分かります。貴方は何故その信念体系を嫌悪する相手にご自分の印象を問うのですか？

つづく

— Susumu Hirasawa (@hirasawa) February 28, 2023

そんなこと聞くなって　ぞわっとするから

私は重度の平沢進ファンであり、この奴に人生を狂わされている。今も。

私はおそらく、この質問者と同じ世界解釈をしている。そして平沢氏は違う。

私達の解釈はいわゆる一般人のものの見方で、平沢氏は我々から「陰謀論」と呼ばれ容易く棄却されるような解釈をしている。

ここから、陰謀論に対するささやかな議論を行おう。

陰謀論という言葉は最近異常に使われだして、見たら嫌〜な気分になっちゃうので、ここでは「悪意解釈」とよぼう。対して一般的視点のことを「直視解釈」とする。

直視解釈：ものごと、歴史、時事などを文面や言葉通りに事実として受け取る解釈。

要は教科書をそのまま信じるってこと。

悪意解釈：ものごと、歴史、時事などを文面や言葉通りに事実として受け取らず、それらは何者かの悪意によって表示させられているものとし、事実は伏せられているものとする解釈。

教科書は嘘だ！みたいな。

ここでまた新たな言葉の定義をする。

事実：その人の世界解釈に依らず、実際に起きた事柄。

真実：その人の世界解釈に依って変化する、その人にとっての事実。

哲学的になっちゃった。つまり、我々は事実をそれそのものとして受け取ることはできず、真実のみを受け取ることができる。とする。こういう哲学あるよね。多分。

こんなキモい定義をしたのは、平沢氏の使う「真実」の意味に合わせるため。なんとなくかっこいいからでもある。

で、以上の定義から私は「平沢氏は深刻な自己撞着を抱えている」という結論に唾棄や短絡をせず持っていき、「ファンである我々はその撞着に打ち勝つ必要がある」とする狂気の思想を延々と述べたいのだが、明日早いからもう寝る。