書くこと 息をすること
書きたいこと。特にない。
文章を書きたいけど
もっとうまく、面白く伝えたいけど
その時々で書きたいことも伝えたいこともでてくるものだから、今はぼんやりしている時なのかもしれない。
でも、日々書き続けようと思うから、こうやって今の気持ちをただ書く。
わたしは人の日記を読むのが好きみたいだ。
その人が何をして、どう感じたのか、知らない人の知らない世界をその時だけ知ることに面白いと感じるらしい。
そう気づいて思い出したのは、
乗り物が好きだということ。
一見、日記が好きなのと乗り物は、なんの関係もない。けれど、そこには、知らない場所で生きている知らない人の日常が関わっている。
乗り物が好きと言っても、
新幹線がとくに好き。
電車はその次くらい。
いわゆる乗り鉄、ではなくて、
ただ ぼうっと
流れていく町を見ているのが好きなのだ。
新幹線はスピードが速い分、
知らない町にすぐに繋がる。
屋根の瓦の色が地域によって変わっていったり
洗濯物が干してあったり
川沿いで野球少年たちが走っていたり
そういうのをみるのが好き
何故かはわからない。
ただ、人がそこに暮らしているんだな、という実感が、安心感が、嬉しいのかもしれない。
自分で日記を書くようになったのは、多分中学生くらい。いわゆる、交換日記みたいなものを友達としていたこともあったし、思春期の頃家庭の中で色々とあったことを自分の感情を吐き出すように書いたりしていた。
わたしにとって書くことは
呼吸と同じだと思う。
息を吐いて身体に新しい酸素を取り込むように、新しい何かを取り込むために、書いているのかもしれない。
書きたいことなどないな、今日は何を書いたら良いのだ、と思っていたが、ほら、書こうと思えばこうしてつらつらと書ける。
まずは日々書くこと。わたしはまず、そこからはじめる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?