ポケカジュニアの登竜門 U-KYON杯とは
ガラル!!(そんな挨拶ないやないかーい [ななっぷる🍎])
ポケカプレイヤーのみなさんこんにちは。2022シリーズもいよいよ佳境ですね。いかがお過ごしでしょうか。
「U-KYON杯」("ゆーきょんはい"と呼んでください)という大会をご存知でしょうか?
ポケモンカードのジュニア向けのリモート大会としてかれこれ2年続けていまして、おかげさまでポケカを始めたばかりの子からCL優勝者まで、たくさんのプレイヤーにご参加頂いています。
プレイヤーのみなさまの輝かしい実績からご紹介させて頂くと、
と、U-KYON杯の優勝経験者はすでにWCS2022出場権を獲得、また、チャンピオンズリーグのジュニアカテゴリーの優勝者もここ1年はすべてU-KYON杯参加経験者、運営陣が自ら名乗るのはおこがましいですが、「ポケカジュニアの登竜門」といった感じになっているのかなと感じています。(みんなすごすぎる!)
一方、U-KYON杯に参加した頃には上級者ではなかったけれども、その後CLで上位に入ったりシティリーグで優勝や入賞といったプレイヤーも数多くいらっしゃいます。これもすごいことです!
U-KYON杯とは何か? 運営陣自身も深く考えたことはなかったですが、ご紹介も兼ねてここで振り返ってみたいと思います。よろしければ最後までお付き合いください。
U-KYON杯のあゆみ
2020年の春。新型コロナウィルスが国内でも拡がり、全国が長期の緊急事態宣言下となる中で、子どもたちも我々も外でポケカをする機会が失われた時でした。
当初はオンラインのフリーの対戦会のような形で始まったのですが、なんなら大会もできるのでは?という思いつきから、その年のゴールデンウィークに「ポケカこどもの日カップ」という名前で10名程度の大会を開きました。
この頃は運営陣が普段活動している関西方面からの参加者が割合的には多かったと思いますが、中には関西以外のプレイヤーにもご参加頂き、「リモートであれば普段は交流することは無いであろう遠方のジュニア同士で真剣勝負ができる!」というオンライン大会の可能性を感じていたと思います。また、外に出られない分の交流の助けになればと「ポケカパパ&ママの集い」というLINEオープンチャットを同時期に立ち上げました。
そういった経緯の中で、2020年6月に初のU-KYON杯を開催しました。
第1回はまだ参加者も13名、運営陣も大会の真似事といいますか、運営のノウハウが全く無い(しかもリモート大会の前例もまだまだ少ない)中でのスタートで、色々と模索しながらやっていったと思います。
インフラ面では申し込み方法をDMからGoogleフォームに改善したり、大会のルールやマナーをまとめるためにガイドブックを作成したり…。特にこの頃のアンケート等を通して頂いた数々のご意見は、その後に運営にものすごく活かされています。この場を借りて御礼申し上げます。
そこからしばらくは人数が増えたり減ったりを繰り返していたと思いますが、おかげさまで1年経った頃には、定員24名に到達・常にキャンセル待ちが発生といった状況まで行くようになりました。また、継続して参加して頂いているプレイヤーが回を追うごとレベルアップして行くのを感じましたし(ジュニアの子たちの成長速度はいつも驚かされます)、それに応ずるかのように腕に覚えのあるプレイヤーも新たに参加して頂けるようになり、切磋琢磨が生まれると言いましょうか、相乗効果のようなものができていったのかなと思います。
さらにこの時期に、それまでU-KYON杯で2度優勝していたマリオくんが、2021年3月のCL愛知で優勝という快挙を成し遂げました。(なのはさんのnoteもぜひご覧ください)
この反響はとても大きかったと思いますが、このあたりから「U-KYON杯」という名前を広く知って頂けるようになったのかなと想像しています。もちろんマリオくんだけでなく、U-KYON杯にご参加頂いているプレイヤーがCLやシティリーグ等で次々と実績を上げられた影響も大きいと感じています。
言わずもがな、プレイヤーのみなさまのご活躍はプレイヤーご自身の才能・センス・努力・熱意、および保護者様の深い理解・サポートによるものですが、同じ時間軸でU-KYON杯もステップアップして行けたことは、運営としてただただ幸運ですし、ありがたいことです。
U-KYON杯の参加層
ところで、冒頭で述べました通り、U-KYON杯にご参加頂いているみなさまは、輝かしい実績をお持ちのプレイヤーばかりでなく、ポケカを始めたての初心者や未就学児、リモートを始めたばかりという方もいらっしゃいます。
ここで、例として第7回 U-KYON杯(2021年9月開催)のデータをご紹介させてください。おかげさまで、このように毎回年齢層も幅広く、様々な地域からご参加頂いています。
U-KYON杯は和気藹々を大事にしつつも真剣勝負の場としているため、保護者様からのプレイングに対する直接的なアドバイスは禁止としています。一方で、プレイエラー、例えば相手のポケモンを倒して本来取るべきサイドを取り忘れそうになったとか、ワザを宣言したけどその時のダメージの計算が意図せず間違っていたとか、そういった本来処理されるべきであったはずの事柄に対する誤りはご指摘頂くことができます。ご厚意頂いているジャッジの方々にもご協力頂いており、大会中にわからないことやトラブルがあればその場で解決するように努めています。
また、リモート大会という性質上、ほとんどはご自宅からのご参加になると思いますので、対戦のちょっとした合間にリラックスして飲み物やおやつを取ったり、対戦対戦とぶっ通しにならないように運営側でも休憩を挟んだりと、そういった環境面での参加しやすさもあるのかなと思っています。(私自身はずーっとリラックスして臨んでますが笑)
もちろんリモートの大会ですので、カードだけでなく機材の準備も必要ですが、スマホひとつでも参加可能ですし、運営からもそういった面でのアドバイスや接続確認もサポートさせて頂いています。
うちの子はまだ小さくて外での大会は難しそう…、初めてのリモートだけどきちんとできるか不安…、そういった方でもU-KYON杯は大歓迎です。先輩プレイヤーたちからも色んなことを学び、感じ取って頂けるのではと思います。その場に立てばポケモンカードに年齢も過去の実績も関係ありません。
U-KYON杯の想い
U-KYON杯の「U-KYON(ゆーきょん)」とは、こういった意味合いで付けました(かなり強引ですが笑)
U:うきょんpresents
K:子どもたちと
Y:ヤルカ!ポケカ!
O:オンライン
N:ネットワーク
子どもたちに上達してほしいのはもちろんですが、子どもたちや保護者様の間で地域を越えたネットワークや交流が広まってほしい、大会に出るからにはルールやマナー等もできる限り伝えたい、そういった点も大切にしたいと思っていますし、そうやって下地ができていくとポケカがもっと楽しくなり、楽しくなればもっと上手くなれる、微力ながらそういったプロセスの一助になればと考えています。また、参加にあたって敷居のようなものを感じさせない、常に中立で開かれたコミュニティを目指しています。
U-KYON杯は2021年9月まで、計7回開催し、延べ53名、参加地域も北海道から九州まで、日本全国のたくさんのジュニアプレイヤーにご参加頂きました。なお重複を含むと128名ですのでリピート率59%。こういった数字を見ると、U-KYON杯で色んな刺激を受けたり、ここでの経験が何らかの糧になって頂けてるのかなと勝手ながら思っています。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
結び
最後に少しだけ宣伝させてください。
U-KYON杯のTwitterアカウント(@U_KYONcup)が実はあります。開催の頻度は多くはないですが(すみません)、大会のアナウンスはここで行なっていますし、不定期でジムバトル(こちらは年齢制限なしです)やスペースもやっていますので、フォロー頂ければ幸いです。
LINEオープンチャット「ポケカパパ&ママの集い」もおかげさまで60名規模のグループになりました。こちらもご興味がありましたら、主宰のうきょんさん(@ukyon_kokiyuri)までDMでご連絡ください。招待リンクは https://line.me/ti/g2/pqwowOvc9rUdbJ8vCl9qdg となります。
また、2021年春に大阪吉本カードゲーム部+あばれる君さんからなる「芸人チーム」と、U-KYON杯メンバーからなる「チームU-KYON」でリモートの交流戦をさせて頂いたことがあります。その際にU-KYON杯の紹介をさせて頂きましたので、こちらもよろしければ。
https://www.youtube.com/watch?v=9DpxqXzqPiU&list=PL1YB9aDl4-fy8vDa0Y_oICHVflNC0ie2u&index=11
その他、U-KYON杯でご質問・ご意見等ありましたら、うきょんさん(@ukyon_kokiyuri)か私(@chrizrd)までご連絡ください。
これまで開催してきたU-KYON杯、毎回何かしらドラマが待っていて(ここで記すには余白がせますぎる!)、運営陣もとても楽しませてもらっています。これからもどんなドラマが繰り広げられるか、想像をめぐらせると胸が躍ります。
大会の主役はプレイヤーのみなさまひとりひとりです。みなさまに少しでも楽しんで頂けるようこれからも努めさせて頂きます。
これからもみなさまのご参加を心よりお待ちしています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?