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BECHSTEINを描く。
僕はピアノが弾けません。
でも、クリスマスが押し迫ったある日、なぜか突如として
“ピアノ画”
を描き始めた!というお話です。
2022年の暮れに沖縄のキリスト教会の方から
“今年、教会で久々にクリスマスコンサートを開催することになったので、そのポスターを作ってほしい”
というご依頼をいただきました。
バリトンとピアノによるクラシックコンサートということで、象徴的なアイテムとしてグランドピアノを配し、“教会”、“聖なる夜”といったイメージに合わせたデザインに仕上げる、というコンセプトを立て、それに基づいて素材探しが始まりました。
ところが、気に入ったフリーのピアノ画像がなかなか見つからず、
"だったらいっそのこと描いてしまうか⁈"
と、ピアノについてはイラストをAdobeFrescoで描くことに。
モデルとなるピアノの画像を検索したところ、
造形や木目、色合い、パーツの細かな細工ひとつひとつまでがとても美しいドイツBECHSTEIN社のピアノに目を奪われ、数多くのモデルの中からA-192というグランドピアノを描画することにしました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122589773/picture_pc_443b210bead112b9220eed89627ea66c.jpg?width=1200)
光の反射・光沢の質感は技術不足のため上手く表現できなかったので、Adobe Illustratorのグラデーションを使うというちょっとしたズルもやりつつ完成!
ピアノをはめ込んで仕上げたポスターがこちら。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122594264/picture_pc_0a309cc79e4085bf3026a83b240b0685.png?width=1200)
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