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AIが作るラグポSS② ~緋室キラ、異世界転生する~

「こ、ここは…」
緋室キラは目を覚ます。
「確か俺は、トラックに轢かれて死んだはず…」
辺りを見渡すと一面の草原だった。

~ ここからAIが作成 ~

「これってひょっとして…異世界転生ってやつか!?」
その可能性に気付いた瞬間、彼のテンションは急上昇した。
「やったぜぇえええ!!憧れてたんだよなぁこういう展開!!」
キラは子供のようにはしゃぎながらスキップする。
「それにしてもここどこだ?日本じゃなさそうだが……ん?」
なにやら遠くから騒がしい声が聞こえる。どうやら人がいるようだ。
「行ってみるか!」
キラは駆け出した。


しばらく走ると、そこには見慣れぬ服を着た人々がいた。
「おい、あれってまさか……」
それはまさにアニメや漫画で見るようなファンタジー世界の服装だった。
「マジか!すげー!!マジモンの異世界転生じゃん!!」
彼は興奮しながら人々の会話を盗み聞きする。
「あの子大丈夫かしら……」
「あんな小さい子を一人で行かせるなんて…」
「あの、どうかしましたか?」
キラは村人たちに声を掛ける。
「あぁ、旅人さんかい?実は森の奥に行った娘が帰ってこないんだよ」
「森ですか?」
「この近くにある森の中なんだがね、いつもなら夕方には帰ってくるはずなのに…。それで探しに行くところなんだ」
「なるほど、分かりました!私も一緒に行きましょう!」
目の前の困った人を見捨てておけないキラだった。
丸腰では心もとないので、近くにあった剣を手に取る。
「それじゃ行こうか!」
「はい!」
こうして、二人は森へと向かった。


「おかしいですね……」
捜索を開始してから数時間が経過したが、少女の姿はない。
「もうすぐ日が暮れてしまうぞ……」
「くそぉ……どこ行ったんだよ……」
途方にくれる二人だったが、その時―――
― ガサガサっと茂みの方から物音が聞こえた。
「誰かいるのか!?」
キラはそう叫ぶと音のした方へ駆け出す。
すると、そこには木にもたれかかって倒れている少女がいた。
「ミリカ!」
少女は村人が探していた人物であった。
「うぅ…」
意識は失っているが外傷は少ない、命に別状はなさそうだ。
「良かった……」
ほっとするキラであったが、すぐに気を引き締め直す。
「まだ安心はできない、早く村に戻ろう」
村人は彼女を抱え、立ち去ろうとする。
しかし、突然空に魔方陣が出現し、中から巨大なドラゴンが現れた。
「なっ、何だよアレ……」
「嘘だろ……」
あまりの出来事に絶句するキラたち。
「グオオォオオッ!!」
ドラゴンは大きく吠えると口から火炎放射を放った。
「危ないッ!!」
咄嵯の判断で村人を突き飛ばし回避させる。
「ぐあっ!」
炎に包まれながらも何とか耐え抜くキラ。
「ちくしょう……アイツ絶対許さねぇ……」
怒りに満ちた目でドラゴンを睨む。
そして、自分の身体の変化に気付いた。
「な、なんで俺の身体燃えてるんだ?」
「それがお前の”能力”だ。キラ」
背後から声がして振り向くと、そこには見覚えのある人物がいた。


「し、シャイ!?」
そこに立っていたのはかつての仲間である牧島シャイであった。
「久しぶりだな、キラ」
「おま、どうしてここに?」
混乱しているキラに対し、冷静なシャイ。
「話は後だ。とにかくドラゴンを倒すぞ」
「倒すってどうやって?」
「オレの能力を使えば倒せるはずだ」
「なるほど!」
納得するキラ。
「いくぞ!必殺、シャイ・ブレイク!!」
シャイは全身全霊の力を込めて、地面に拳を叩きつけた。
ドゴォンと大きな音を立てて地面が崩れる。
「やったか!?」
土煙で視界が悪くなり、状況を確認することができない。
「油断するな、来るぞ!」
「グオアァァァ!!」
空中を飛んでいるドラゴンに、先の攻撃は全くの無意味だった。
「ちっ、外したか」
「ギャアァアッ!!」
再びブレスを放つドラゴン。
「オレに任せろ!」
今度はキラが前に出る。
「シャイシールド!!」
両手を前に突き出すと魔法陣が現れ、盾のように変形する。
そこからビームのような光が放たれる。
「グガッ!?」
光は見事命中し、ダメージを与えた。
「ナイスだキラ!トドメを刺すぜ!シャイニーブレード!!」
シャイは剣を構えると光のオーラを纏い、高速移動でドラゴンを斬りつけた。
「グギィヤァア!!」
断末魔を上げながら消滅するドラゴン。
「ふぅ……なんとかなったか……」
キラは安堵の表情を浮かべる。
「助かったぜシャイ」
「いいってことよ」
どうやら村人と少女も無事逃げおおせたらしい。
「それじゃあ、村に戻ろうか」
「おう!」


その後、村に戻った二人は村人たちから感謝された。
「ありがとうございます、あなた方がいなかったら今頃村は大変なことに……」
「いえ、当然のことをしたまでです」
謙遜するキラ。そこへ村長がやって来る。
「お二人、ミリカを助けて頂き、ありがとうございます。お礼にささやかですが宴を開かせて頂きます」
「そんな悪いですよ……」
「遠慮なさらずに、ささっ」
「はぁ……」
「では、ご案内します」
こうして二人は宴に参加することになった。


「お待たせしました」
しばらくして料理が運ばれてきた。
「おぉ!美味そうだな!」
「たくさん食べてくれ」
「はい、いただきます!」
キラは肉にかじりつく。
「うんめぇー!」
あまりの美味しさに大声で叫ぶ。
「ガハハッ、そうだろう?この村の名物なんだ!」
「確かにこれは絶品ですね」
シャイも満足げに頬張っていた。
「これも飲んでくれ!うちの村で作ったんだ!美味いぞ!」
「ありがとう」
勧められた酒を一口飲むシャイ。
「ほう、なかなか良い味だな」
それを見ていたキラも負けじと飲み始める。
「んぐんぐ、ぷは~っ!!うめえ!!」
「お前もう酔っぱらったのか?」
呆れ顔で言うシャイに反論する。
「うるへぇ!オレはまだほろれないぞ!」
完全に泥酔状態である。
「うっ…なんだか目の前が…ぐるぐるしてきた……」
「おい、しっかりしろ!」
キラはその場に倒れ込む。
意識が遠くなる。


(あれ……ここはどこだ?)
キラは目を覚ました。辺りを見渡すとそこは真っ白な部屋。病室だった。「キラくん!よかった…」
マネージャーがおんおん涙を流しながら抱きついてくる。
「ちょっ、痛いっすよ」
慌てて引き剥がそうとするが離れない。
「心配したんだからね……グスッ」
しばらくされるがままになっていると、シャイがやって来た。
「目が覚めたみたいだな。はぁ、まったく心配させる」
「えっと…どういう状況?」
困惑しているキラに対し、シャイはため息をつく。
「お前は道路に飛び出した少女を助けようとしてトラックに轢かれかけたんだ」
「それで?」
続きを促すキラ。
「オレとマネージャーがギリギリで助けることができたけど、お前はそのまま気絶して救急車に乗せられて運ばれたんだよ」
「なるほど、そういうことだったのか……」
ようやく状況を理解できた。
するとシャイの隣にいたマネージャーは涙を拭いながら言う。
「キラくん、私のせいで危険な目に合わせてしまって本当にごめんなさい」
「いや、別に気にしないでください」
「でも、私の管理不足が原因で……」
「まあまあ、無事に終わったんですから」
「ありがとう……」
(そうか、あれは夢だったのか…)
少し残念に思うキラだったが、とりあえず安心することができた。
「シャイ、迷惑かけて悪かったな」
「全くだ。これに懲りたらもっと慎重に行動してくれ」
苦笑いしながら謝るキラ。
「肝に命じておきます」


数日後、キラは退院し事務所に戻ることができた。
「ただいま戻りました!」
「おかえり!キラくん!大丈夫だった!?」
社長が心配そうな表情で駆け寄ってくる。
「はい、なんとか」
「そっか、良かった……」
安堵する社長。
「キラさん!ご無事で何よりです!」
「キラ先輩お帰りなさい」
事務所の後輩たちも集まってきた。
「みんな……ありがとう」
思わずウルっとしてしまうキラ。
「あら、泣かないの。男の子でしょ?」
「泣いてませんよ!」
茶化してくる社長にムキになるキラ。
「ふぅ、これからも大変だと思うけど頑張っていきましょう!」
「はい!」


こうして、二人のアイドル活動が再び始まった。
そしてある日、事務所にはこんな噂が流れていた。
緋室キラが時々、両手を前に突き出し、
呪文のようなものを唱えているらしい……。

おわり

この作品は「AIのべりすと」によって作成されました。

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