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最近クリアしたゲームの感想#7『Minecraft』

お久しぶりです。
ここ最近はゲームの感想など全く書かずに「AIのべりすと」を使って変な小説を作って遊んでいました。

その反省の意味も込めて、最近遊んだ『Minecraft』の感想というか、プレイ日記を書きたいと思います。それではどうぞ。

はじめに

Minecraft』、通称マイクラ。インターネットをやっている人間ならば知らない人はいないと思う。なんせ歴史上世界で一番売れているゲームらしい。なので、概要やシステムの説明などはもはや不要だと思う。ブロックを積み上げて家やらなんやらを作ったりするアレ。シンプルながらめちゃくちゃに奥深く面白いゲームだ。

で、なぜ今更マイクラなのかと説明すると、きっかけは奥さんが一緒にやろうと言ったから。うちの奥さんはゲームはほとんどやらない方の人で、やるものと言えば、『テニプリ*¹』や『マジフォー*²』の乙女ゲーなど、推しの男が出てくるゲームか、『ポケモン』『どうぶつの森』とかの比較的ライトなゲームくらいなものである。


*1・・・テニスの王子様。許斐剛先生による中学校の部活動テニスを題材とした日本の漫画作品。うちの奥さんは本作品に登場する氷帝学園部長、跡部景吾の妻を自称している。

*2・・・MARGINAL#4(マージナルナンバーフォー)。”銀河の果てまでKissを届けるアイドル”をコンセプトに結成させた二次元アイドルコンテンツ。うちの奥さんは本作品に登場するアイドル、牧島シャイの彼女を自称している。



最初のマイクラ生活

そんなわけで、よっしゃマイクラやるかぁ~ということで、当時我が家に存在した唯一のマイクラが出来るゲーム機である『Xbox360を起動し、新たに世界を作って二人でプレイし始めた。

とりあえずセオリー通りにその辺の木を殴りつけ、拾った木材を加工して道具を作成。丸石や石炭を入手し、たいまつや食料などの必需品を揃えたら、村を探しにいざ出発。
手ごろな村を発見し、そこを拠点として建築や採掘、村人との交易を繰り返して装備や生活レベルを上げていった。

先ほどうちの奥さんはあまりゲームをやらない人だと申し上げたが、マイクラに関する知識に関しては私より遥かに多い。なぜなら、私がこのゲームを最後に遊んだのが5~6年くらい前であるのに対して、彼女はマイクラの実況動画を見るのが趣味で、そこから最新のゲーム情報を仕入れているからだった。

【細かい知識はないがゲーム操作に慣れている】筆者と、【知識は豊富だがゲームプレイに慣れていない】奥さん、マイクラにおける役割は自然と決まっていった。

つまり、村の整地や外敵の排除、湧き潰しなどの単純作業を私が、武器や道具のエンチャント付与や経験値トラップの作成など、頭を使う作業を奥さんが分担した。

久しぶりのマイクラのプレイは非常に楽しかった。柵の中にまとめて閉じ込めておいた村人が、うっかり置いてしまったベッドを使って全員脱走したり、鉱石採掘場へと降りるためのハシゴを設置する際、横の壁に張り付いて綺麗に設置できずブチ切れ寸前になったりもしたが、おおむね順調だった。しかし、ここで事件が発生した。


*3・・・Xbox360(エックスボックスサンロクマル)。2006年にマイクロソフトから発売されたゲームハード。『デッドライジング』『Gears of War』『Skyrim』『Fallout 3』など、数々の神ゲーが発売され、筆者の学生時代の殆どはこれらのプレイに費やされた。筆者が最初に購入したXbox360は『死の赤リング』によって殉職しており、現在所持しているのは二代目である。



事件発生

ある日、我々は作成した地図をマッピングするため、拠点の村を出発し遠征の旅に出た。多種多様なバイオーム、魔女の館、海底神殿、砂漠の寺院など、様々なロケーションを発見し、成果は上々だった。溢れんばかりの貴重な資材やアイテムを両脇に抱え、長い道のりを経て拠点へと帰還した。

・・・しかしなんだか様子がおかしい。なぜなら、いつもフガフガ言いながらそこらを歩き回っているはずの村人がどこにも居ないのだ

マイクラにおいて村人というのは非常に重要で、農作物などを売ってお金を貰い、そのお金で強力な装備やエンチャント本、貴重なアイテムを買ったりすることができ、生活レベルを上げるのに欠かせない存在となっている。しかしその村人が拠点から跡形もなく消えてしまった。

原因を調べてみるもさっぱりわからず、我々は悲しみに暮れた。ゾンビの襲撃イベントが起こっていたとしても、柵の中の村人まで消えるのはあり得ない。1つ思い当たることとすれば、プレイ環境であるXbox360は約15年前に発売されたゲームハードだ。そのため、マイクラのバージョン更新は1.1の時点で終了しており(2022年現在は1.19)、何らかの対処できていなかったバグが起きてしまったのではないか・・・

この事件が原因となり、うちの奥さんはすっかりやる気を喪失してしまい、我々のマインクラフト生活は突如として終焉を迎えたのだった。

手塩にかけて発展させた我々の村は、突如ゴーストタウンになってしまい、空っぽになった村には、大量のドアで建築されたタワー(村人増殖装置*⁴)が虚しくそびえ立っていた・・・


*4・・・Xbox360版マインクラフトにおいて、村人は村に存在する家の数だけ増やすことが出来る。そこで、村の中心に大量のドアを使った建築物を設置することで、「家の数が滅茶苦茶に増えた」と誤認させ、その結果村人が大量繁殖するというテクニックが存在する。ただし、増やすためには最低2人の村人が必要な為、ゼロから村人を生み出すことは不可能である。(ひょっとして原因これか?)



悪夢のような現実が待っていた。


喪失、そして

村人消失事件から数カ月が経ったころ、我々夫婦は例の感染症の流行により、予定が延び延びになっていた結婚式を無事終え、一時の休息を迎えていた。

式後の旅行先から帰る途中、なんとなく立ち寄ったイオン内にあるソフマップの店舗。そしてゲーム売り場にはSwitch版マインクラフトが店員おすすめソフトとして仰々しく陳列されていた。

それを見ては思った。「結局我々はまだ何も成し遂げていないじゃないか」と。気が付けばソフトを2本手に取り、その足はレジへと向かっていた。

そして新たに始まるNintendo Switch版でのマイクラ生活。前回のXbox360版と違ってそれぞれが持っている本体でプレイするので、画面は分割ではなくなった。バージョンも最新版、準備は万端だ。

そして今回は、とりあえず目標として、一応のゲームクリアである『エンダードラゴンの討伐』を目指そう、という話になった。また改めて世界を作り、再びマイクラをプレイする生活が始まったのだった。


復活のマイクラ生活

Switch版のマイクラを始めてまず驚いたのが、世界がめちゃめちゃに広くなっていることだ。Xbox360版でも十分すぎるほど大きなフィールドだったのが、どうやらアップデートによってXbox360版の9倍くらい広くなっているらしい。さらに地上だけでなく、地下や上空の方向にも行動可能距離が限界突破していてもはや訳がわからない。四国にいたと思ったらいきなりオーストラリアサイズまで国土が広がったような感覚だ。

とはいえマイクラの基本的なルールは何ら変わらないので、これまでの経験を活かして適当な村に拠点を構え、家・倉庫・採石場・農場・ネザーゲートなどの必要な施設を建築。村人も繁殖させ、装備も充実してきたところで、我々はエンダードラゴンを討伐するための準備に入っていった。

しかしその道のりは一筋縄ではいかなかった。
エンダードラゴンのいる場所へは、「エンド要塞」と呼ばれるダンジョン(地下に点在している)へ行き、「エンドポータル」(転移装置)を見つけなければならない。しかし、ポータルは要塞によってはそもそも存在しなかったり、破壊されていたりする。

エンドポータル

運良くエンドポータルを見つけたとしても、拠点からあまりにも離れた場所にある場合は、ネザー*⁵を利用した移動用の高速道路を敷くのが有効なのだが、アップデートにより凶悪さが増したネザーでの作業やルートの開拓に大苦戦した。色々と苦労はあったものの、我々はなんとかエンダードラゴンの住処までたどり着いた。


*5・・・ネザー。大量の溶岩や凶暴なモンスターが存在する、まるで地獄のような世界。 通常世界(オーバーワールド)とは別の空間に存在しており、ネザーゲートを使って移動する。通常世界の1マスがネザーでは8マス分になるため、ネザーを経由することで通常の1/8の距離で目的地に移動することが出来るが、メキシコ並みに治安が悪いので気を抜くと死ぬ



エンダードラゴン討伐戦

戦闘に入る前に我々は、YouTubeの攻略動画で予習を行い、突入してからの段取りも入念に打ち合わせした。

まずは邪魔なエンダーマンの排除だ。目を合わせるとワープを繰り返しながらこちらを襲ってくるエンダーマン。倒しても倒しても復活してくる。そこで、まずは戦いの地であるジエンドをたいまつで埋め尽くす作戦を取った。

明かりがあればエンダーマンは復活できないので、まずはエンダードラゴンやエンダーマンの熾烈な攻撃から逃げ回りながら、奥さんと二人で大量に持ち込んだたいまつをただひたすらに置きまくった。

ある程度の明るさを確保したら、次はエンダーマンを狩りつくす。武器や防具はマイクラ最強のネザライト装備一式で固めているので、数匹のエンダーマンに囲まれたところでなんのその。暴れん坊将軍が如くバッタバッタと切り倒していく。

大量のエンダーマン

エンダーマンをおおかた排除したら、いざ本丸のエンダードラゴンを倒しに行く。こいつを倒すにはギミックを解除する必要があり、ジエンドに存在するいくつもの高い柱、その上にあるクリスタルを破壊しなければならない。なぜならこれを壊さないとエンダードラゴンの体力が永遠に回復し続けるからだ。

はしごを掛けて柱を上ったり、弓で狙撃しながらクリスタルを無事すべて破壊する。あとはドラゴン本体を剣で叩くのみ!行くぞっ!

エンダードラゴン討伐!

念入りな準備と打ち合わせが功を奏し、我々は見事エンダードラゴンを討ち果たすことが出来た。そして、エンダードラゴンを倒した後に行けるようになるエンドシティを探索し、レアアイテムである「エリトラ」も入手。とりあえず目標は達成した。

これにて我々夫婦のマインクラフトは再び幕を閉じた。また気が向いたら冒険の旅に出るかもしれない。

余談ではあるが、この記事を書くのは非常に苦労した。なぜならマインクラフトはゲーム部分の完成度が高すぎてツッコミどころがほとんど無いからだ。あとは筆者の脳の劣化で自分のやったことをあまり覚えていないことで書くのに苦労した。

長くなってしまったがここまで読んでくださってありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
それでは。


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