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ピリピ人への手紙 第3章
ピリピ人への手紙 3章1〜3節
ピリピ人への手紙 3:1-3 口語訳
[1] 最後に、わたしの兄弟たちよ。主にあって喜びなさい。さきに書いたのと同じことをここで繰り返すが、それは、わたしには煩わしいことではなく、あなたがたには安全なことになる。 [2] あの犬どもを警戒しなさい。悪い働き人たちを警戒しなさい。肉に割礼の傷をつけている人たちを警戒しなさい。 [3] 神の霊によって礼拝をし、キリスト・イエスを誇とし、肉を頼みとしないわたしたちこそ、割礼の者である。
ユダヤ主義者との戦い
1節bの「主にあって喜びなさい。」という1文は、そのすぐ後の「さきに書いたのと同じことをここで繰り返すが〜〜」以下とは切り離して、考えたほうがいいと思います。
「さきに書いたのと同じことをここで繰り返すが、それは、わたしには煩わしいことではなく、あなたがたには安全なことになる。」というのは、言うまでもなく、2節以降のユダヤ主義キリスト者に気をつけることを指し示しています。
ユダヤ主義者というのは、
以前にお話ししましたように、
ユダヤ教からキリスト教に改宗した人たちのことですが、
彼らは、キリスト教に入信しても、
割礼を受けていることを誇りとし、
そればかりか、
異邦人にも割礼を受けることを強要していたようです。
パウロは2節でも、ユダヤ主義者たちのことを「あの犬どもを警戒しなさい。悪い働き人たちを警戒しなさい。肉に割礼の傷をつけている人たちを警戒しなさい。 」と再三にわたって、注意喚起をしています。
そして、パウロは、3節で、真の割礼というのは、肉体に傷をつけることでも、また肉(人間的なもの)を誇ることでもなく、聖霊によって行われ、キリストを誇るものであると主張しています。
ピリピ人への手紙 3章4〜11節
〜〜〜 以下、準備中 〜〜〜
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