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re・start


つづき

6/26 14:30

今は帰路なのか、
既にせたなに到着しているのかはわかりませんでしたが
私はハッチくんと話してみることにしました。


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ハッチくんとお話する直前から私は号泣していました。
(アニマルコミュニケーションでは
潜在意識下で繋がる前から、既に私を待っていてくれている場合
こういったことが起こることがあります)


ハッチくん、おばあちゃんと会えて、本当によかったね。

→ありがとう、本当に感謝してます。
ぼくはもう、おばあちゃんに会えると思ってなかったから、本当に嬉しかったし
二人が車であんなに時間をかけて行ってくれたことに本当に感謝してます。
ありがとう。



ハッチくん、今の気持ちはどうですか?

→おばあちゃんに抱っこされて幸せだったよ。
ぼくは “生きたい” と思った。
やっぱり元気になってまた会いたいって思ってる。



そうだね、おばあちゃんとは離れて暮らさなければいけないけれど
ハッチくんが元気になることで
おばあちゃんを喜ばせることができるし
幸せにすることができるから

→うん、ぼくはもう、どうでもいいなんて思ってないよ。
だってまた、おばあちゃんに抱っこしてほしいから。
ぼくが存在することで
おばあちゃんの励みになるなら、ぼくはまだ役目を終えていないよね。
頑張るよ。生きたい。




私もハッチくんとおばあちゃんが会えるきっかけを作ることができて
こんな奇跡のようなことに出逢わせてもらえて本当に感謝してます。
ありがとね。

→うん、ぼくがやり直すきっかけを与えてくれてありがとう。感謝してます。




(私は泣きすぎて何を言ったかも覚えてなく・・)
→はい、遅いことなんてないんだね。ありがとう、また話そうね。




うん、またお話しようね!
ちゃんとごはんを食べて、お水も飲んで元気になってね!!
バイバイ!



いつまでも見つめてくれるハッチくんとお別れをしました。


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私はハッチくんとのセッションの前に
アニマルコミュニケーションの先生である上田真理さんに
今回の流れを、かいつまんで報告していました。


真理さんからはすぐに返信をいただき、
こんなアドバイスをしてくれたのです。


《おばあさんとは体調の都合で離れて暮らすことになるけど、あなたにはまだ出来る事がある。
あなたが元気で幸せだと、大好きなおばあさんも嬉しい。
それができるのはあなただけ。
おばあさんを安心させる為、幸せにするために協力してもらえないか?

という事を伝えてみてください。
彼はおばあさんの支えとなる事を仕事としてきたので、
今それがいきなり無くなり、どうすれば良いかわからないんだと思います。

ですので、その役目をもう一度お願いする事で生きる気力がでるかもしれません。》



真理さんにはいつも、まだ私が気づけない部分に対して的確なサポートをしていただいています。

そして今回も、真理さんのおかげで
ハッチくんの前向きな気持ちを後押しできる言葉をかけることができました。







【生きたい】

ハッチくんはこの言葉を強く発してくれました


前日まで

【もう生きているのが嫌なんだ】

【もう、放っておいてほしい】

【もうゆっくり最期に向かいたい】とまで言っていた彼が

生きたい、元気になってまたおばあちゃんに会いたい、と言ってくれたこと



私はこの時、驚きよりも嬉しさでいっぱいでした。


おばあちゃんと会った後、私は確信していたんです。

ハッチくんが生きる希望を見出すはずだってことを







ハッチくんとの会話の内容をお二人に送ったと同時に

現在のハッチくんの様子のお知らせが来ました

《帰宅して、落ち着いてからハッチにちゅーるをあげてみました!
移動で疲れたと思うので、ありがとうねってことと、おばあちゃんに会えて良かったねって伝えて
ちゅーるをあげたら、一本のうちの三分の一を舐めてくれて

それから、しばらく食べてなかったので一気に食べると吐いてしまうと思うので
少しずつと思っていたら
自分から口をちゅーるのところに持ってきて続きを舐めてくれました。
うちにきて一週間、はじめてちゅーるをほぼ一本食べてくれました》


結局その後、吐いてしまったのですが



《水もしっかり飲んで
部屋に入ると自分からノドを鳴らして擦り寄ってきて
ピッタリくっ付いてくれました》

ずっと唸ったり、しまいには噛み付いたりしてきたハッチくんが

お二人を完全に信頼し、感謝している
そんな姿がありました





2022年6月26日
ハッチくんの新しい猫生がスタートしました


偶然にも、この日はわーこさんのお誕生日


ソラネコせたなのお二人にとっても
私にとっても忘れられない日となりました




愛しか奇跡はおこせない




私はこの経験を糧に
これからも多くの動物と人との愛ある人生に関わっていきたいのです



fin

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