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サスケ君(仮)のこと

本日から11月がスタートしました。
今月の私のサイトのTOPページの写真は
先日、江差保健所で保護・収容されたサスケくん(仮)です。
(今は保健所で呼ばれている仮の名前、今後は変わるかもしれません)


4年間も放浪していたサスケくん。
子犬の頃に峠で保護されたものの、その後脱走。
野犬となり、そのまま4年間も外の生活をしてきたとのこと。
なので、お散歩やトイレに関しても難しい現状ですが
その辺を理解した上で里親になってくれる方が先日決定しました!

とっても穏やかな笑顔のサスケくん!


私がボランティアで携わっている、ソラネコせたなさんのインスタのポストで
江差保健所に収容されている、と拝見した時点で

「4年間生きながらえて、今回保護されたということは何かすごい使命を持った子なのでは」と感じました。

野犬のような状態のサスケ君は「人間と生活すること」自体に戸惑いや
わからないことだらけのはずで
今後飼い主さんとの良い関係を築くまででも、私はアニマルコミュニケーションでサポートしたい、と咄嗟に感じ、
慣れるまでは無料でセッションさせていただくことを申し出ました。

鼻の上の傷。外での過酷な生活が伺えます


先日、初めてお話ししたところ
野犬に近い生活をしてきた割に、とても穏やかで素直な性格のサスケくんでした。

今は【全てがわからない】という状態で
何もかも【ペット】として我々が知っている犬とは違う、ということを
まずは人間側が理解しておく必要がありました。


初回でしたので、いただいていた質問の前後に説明したり、
わからなくて、できなくて当然なんだ、ということを伝えるようにしました。
そしてこれから彼にとっては【人間との生活=不自由になること】が出てくると感じました。
サスケくんがお家を得ることは、とても幸せなことではあるはずなのですが
同時にこれまでの自分の行動が制限され、彼にとっての常識が通用しなくなることで困惑することが予想されました。

今後のセッションでもまずは
人間側が当然と感じていること の一歩手前の
「細かい説明」をしながら、理解してもらう。
話して、実践して、トライアンドエラーでも進んでいく。

私もサスケくんと一緒に新たな挑戦をし、共に成長していけたらと願っています。


もう少しで新しいお家へ行きます!


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