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【あつ森】神経質な人間が住みついた島のなれの果て
島を開拓する。なんて自由な響き! と思っていた時代もありました。
島のテーマを決めなければ
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「おい森」にあこがれて約15年。
夢にまで見た たぬきのしもべ生活。
ひととおりたぬきミッションをこなしたあと、いよいよ「あつ森」らしい遊び方ができるとわくわくしていました。
自分らしさを表現できるのだから、好きなテーマを決めてつくりこむぞ! と意気込んでいたわたし。どんなテーマがいいかなあ。
中国旅行好きだから、中華系?
元留学先のオーストラリア風?
田舎育ちだからレトロ風?
いろいろ考えた結果、和風(温泉街)になりました。
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温泉街って、どんな感じだろう。
ひとまず、今ある建物や植物たちを引っ越すことに。
おうちの隣には豪華な露天風呂を設置。
竹系のアイテムを置いて、気分は星野リゾートです。
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旅館といえば、おいしい懐石料理です。
自給自足ができるよう、野菜たちもお引越し。
土を耕し、角を丸くし、柵を立てる。
これが、あこがれのスローライフ!
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ネットを見ながら、順調に島を開拓していくわたし。気分はダッシュ村の若女将です。
なかなか順調に進む和風リゾート島。
さあ、次は何をしようか。
木を整理しなければ
隠しきれない神経質み
島中に散らばっていた針葉樹。
あんまり温泉街っぽくないのでひとまず、端っこによける。
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針葉樹の後ろに「いけがき」を大量設置して
森の奥行きを演出しているところが神経質ポイント。
土の端が丸いところからも、極端なこだわりが伺えます。
広葉樹たちはどうでしょうか。
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2段にすることで、くだものが豊富な島をアピール。
お客さまに喜んでいただくため 余念がありません。
(くだものの看板はどなたかのマイデザインをお借りしています。)
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木が足りない部分に余ったものを植えることでスペースを確保。2段目は1段目と同じ間隔で植えられるので、空いたままにして伐採の手間を省いています。
計算しつくされた島づくり。
この細かさが、快感。
街を整備しなければ
温泉街と言えば、趣のある街並みがつきものです。
趣ってどうやったら出せるだろう。
和風の建物は持っていないし、そのために住民ガチャをするのも少し気が引けます。
とりあえず、ひとりずつ引っ越してもらうことにしました。
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島の左端は地元のみなさんに使っていただくことにしました。素敵なリゾート島の開拓には、地域の協力が不可欠ですね。
島の中心部は、観光客のみなさまに楽しんでいただけるよう、温泉街らしい環境をつくることに。
温泉街らしい?
何を置けば?
ここで、島中で育てていたお花たちのことを思い出しました。
花いっぱい! みたいな感じにすれば
和と自然の協奏曲<コンチェルト>的な!
これはいける!
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でも、花がそろっていませんでした。
今の段階で花壇をつくってしまえば、あとから大改修工事が待っているのは自明です。
「ポケ森」の経験から、花の交配はかなり手間がかかりそうだと予想がついていました。ささっとググった結果、ペアがたくさんできそうなダイヤ型配置で植えていくことに。(上の画像は正しい植え方かどうかわかりませんごめんなさい。)
広大な花壇をつくるまで、花たちはこのまま雨を待つことになりそうです。
広場が、のこった
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花以外のすべてが消えたたぬきセンター周辺。
温泉街とは、何だろう。
自由を与えられた人間は、
ときに弱いものです。
鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。
『デミアン』 新潮社
そういえば、わたし温泉苦手だったなあ。
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