社会に出て、心に刻まれた言葉。勇気をくれた言葉 パート2

環境リサイクルエンジニアリングの会社に鳴り物入りで新卒入社したと本気で勘違いしまくってた俺。当時20代前半。

営業としてなかなか担当エリアを上司から与えられず、5歳上、6歳上で結果を出しまくる先輩たちから実力の差を見せつけられ、腐りかけていた自分。完全に自信喪失でミーティングでも意見を発せられず。ただただ根拠のない自信だけはうちに秘めていて、その内みんな見とけよ!という反骨精神だけは人の5万倍くらいあった(今もあるけど笑)めんどくさい若手。

そんな若輩者に、事業部長のTさんが二人きりのミーティングルームで雑談からふと投げかけてくれたひとこと。

自分の感覚を信じなさい。

その方はとても温厚な方なのですが、この言葉を発された時の優しい表情と相反して、目の奥の眼光はするどかった。

年齢とか、キャリアとか、経験とか、知識量とか、センスとか、自信あるとかないとか、関係ない。バカにされようと、失敗しようと、自分の感覚、嗅覚を大事にしろ。
と、いい意味で頭をぶん殴られたような気分になった。

20代は会社を転々とし、なかなか結果に結びつかない修行の日々だったけど、40歳過ぎた今でも決断や判断に迷いそうになった時に、背中を押してくれる言葉です。

当時60を過ぎていたTさん。元気にしてるかな。元同僚にきいてみよ。

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