星の隠れた夜
君と会う夜はいつも星がない夜だった
もう、何年も前から君と会える夜は
何故か
空に星が光ってない日ばかりだった。
君に会いたい夜、私は空を見上げる。
星が光ってる夜は会いたい旨の連絡はしない。
星が隠れてる夜は会えるかもしれないと
衝動的に連絡したこともあった。
流星群が空を流れる日、会いたいと思った。
けれど空は星を見せてくれなかった。
その時ばかりは、
星を見れない私たちは会う事もなかった。
「一番綺麗なところへ連れてってあげる」
今でもふとした時に
夜空を見上げてしまう私がいる。
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