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2023年上半期 見に行った記録

 2023年も半分が終わりました。自分がプレイヤーとして出るライブは、都度レポを書いているのですが、自分がお客さんとしてお金を払って見に行ったライブについての記録も、残しておこうと思います。

2023年1月7日 関ジャニ∞ ドームLIVE 2022 「18祭」

 東京ドームでのコンサートに行って参りました。ドームでコンサートを見るのは、2019年11月ぶり。なんなら、関ジャニ∞のコンサートに入るのも、2019年7月ぶり。5人になってから、少し距離を取っていたこともあって、本当に久しぶりに関ジャニ∞に会うことができました。(これは妹が誘ってくれたからなので、妹には感謝感謝です)
 まさかのアリーナBブロックを引き当てて、メンバーが通る通路が近くにあるという神的な席運。新年早々の幸先の良さを感じながら、今回のコンサートから初めて関ジャニ∞に導入された、制御ペンラ(導入されたときに物議も醸していた)を慌てて準備して、コンサートがスタートしました。
 関ジャニ∞が作り出すエンターテイメントは、もうとにかくずっと「楽しい」の一言に尽きます。口角、腹筋、全てがコンサート中に筋肉痛を起こすくらい、ずっと笑って見ていられるんです。
 そして、とても音楽に真摯に向き合っているし、何よりバンドがかっこいい。

 今回のツアーで演奏されていた、この「宇宙に行ったライオン」。2011年にFIGHTというアルバムに収録されたこの曲は、私を関ジャニ∞にどハマりさせた曲です。妹が貸してくれた、「JUKE BOX」というドームツアー。ムービングステージの上で、バンド演奏をしながら、お客さんの上を通るという演出に度肝を抜かれたし、当時は7人で演奏するこの曲に撃ち抜かれ、関ジャニ∞というミュージシャンがすごく好きになりました。そのきっかけとなった曲を、久しぶりに入ったコンサートで、5人の演奏で聞けたことがすごく嬉しかった。
 ジャニーズの中でも年長組になってきた関ジャニ∞。グループがどんな形になろうとも、常に前をむき、今の自分たちよりも一歩進むことを選び続けているかっこいい人たちです。また機会があれば、彼らのエンターテイメントに触れたい。そう思わせてくれました。
※ちなみに、3年ぶりの東京遠征でしたが、私はここでインフルエンザをもらって帰って来ました

2023年3月12日 Debut Concert 2023 THE SHOW ~ただいま、おかえり~

 2019年の終わり頃から応援しているのが、このTravis Japan。昨年ダンスの技術を磨くためにロサンゼルスに留学をし、アメリカのcapitol recordssと契約をして、デビューを勝ち取ったグループです。
 生まれて初めて、デビュー前のアイドルを好きになって、応援して、デビューを見届けることができました。そして、満を辞して、ツアーにも入ることができました。というのも、このグループ、ジャニーズjrの頃は本当にチケットが取れなかったんです。何度かチャレンジしましたが全滅で、デビューツアーだけは頼む、と思っていたところ、なんとか最終日の昼公演が取れました。
 ここでも神的な席運が発揮され、スタンド1列目というきっともうこれ以上に席に入ることはないだろうという近さ。しかも会場がアリーナだから近い近い。(ぴあありーなMMでした)
 ずっと踊ってる、という前情報だけは聞いて行ったんですが、本当に、文字通り、ずっと踊っていました。メンバーが一人ずつ挨拶をしてはけていく最中も、他のメンバーが踊っているという徹底ぶり。
 デビューコンサートにもかかわらず、セットリストのほとんどをオリジナルの曲で埋め尽くし、とにかく踊って歌って、行き着く暇もなく、見入ってしまいました。その中でのハイライトは、やはりこれです。

 Travis Japanは、元々ダンススキルのあるグループでした。でも、自分たちがどうしたらデビュー出来るのかを考えたときに、さらにダンスに磨きをかけ、ダンスに箔をつけることを選びました。7人だけでアメリカに行き、7人で生活をし、ダンスの大会に出て、そして勝ち取ったのが、世界9位という称号。「ダンスが上手い」という評価が、客観的にもその通りであると認められた瞬間です。このときに踊ったプログラムを、そのまま、ファンの前で見せてくれたんです。しかも、このとき体を壊していて参加出来なかった閑也くんも入れた、7人の完成されたプログラムとして。
 好きなアイドルと時差のある生活はなかなか辛いものがありました。でも、きっと彼らも、見知らぬ土地でチャレンジすることへの恐怖や不安があった。そうやって戦って来たものを、デビューコンサートで見せてもらえたことで、心の底から、「おかえり」という言葉が湧いてきたのを覚えています。
 ちなみに、このコンサートで生まれて初めて、「ファンサ」をしてもらいました。

2023年4月8日 BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there

 私の青春といっても過言ではないBUMP OF CHICKEN。ファンクラブはなく、チケット申し込みの権利は全ての人に平等に与えられます。だからこそ、当たらない。好きになって初めてのZeep TOURは外れたし、その後も当たっても制作解放席という形ではありました。実は今回も、制作開放席でのチケット当選。BUMP OF CHICKENのライブに入るのは、これが4度目です。
 グランディ21は、私が初めてBUMP OF CHICKENのライブに行った場所でした。当時はまだ高校生。ただただ会えたことが嬉しくて、ずっと泣いていたことを覚えています。そこから10年以上経って、久しぶりのグランディ21。なんと、当時とほぼ同じような位置で、また見ることになりました。
 この上半期の席運はちょっと良過ぎたので、今後の席運には期待しないことにします。
 BUMP OF CHICKENのライブは、愛に溢れています。ボーカル藤くんが、客席に話しかけるときの2人称は、「お前」。「お前たち」ではなく、「お前」です。昔からずっと、作った音楽が、リスナーの耳に届くと言うことに一番の価値を置いてきたからこそ、それはライブの場でも同じように、私の耳に届くことを一番の価値として演奏してくれます。だから、色々なコンサートやライブに行きますけど、私の中でコンサート中の当事者意識が一番高いのばBUMP OF CHICKENかもしれません。
 古い曲から最近の曲まで、まんべんなく散りばめられたセットリスト。きっと、一人一人が、生きてきた過程の中で、BUMP OF CHICKENの曲たちと、いろんな思い出を紡いできたのだろうことが伝わってくるような熱気は、たまらなく愛しいものでした。
 個人的にぐっと来た曲は、「ファイター」

 どの曲も好きだし、どの曲も、いろんなタイミングで私自身を救ってくれることもあったし、寄り添ってくれることもあったし、導いてくれることもあった。多分、この日の私が一番欲しかった音楽が、これだったんだと思います。

 5月、6月はあまり外にライブを見にいくことはありませんでした。7月以降も今の所予定はまだありません。でも、やっぱり私は生で音楽を聞ける空間が一番好きです。その日、その瞬間に生まれる音楽を楽しみに、これからもいろんなライブやコンサートに行きたいなあ、という気持ちは持ち続けていこうと思います。
(そろそろ、グレンミラーさん日本ツアーしてくれないかな)

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