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DOT3D上の座標値を取得してCADへ
DOT3DtoCADが目的
DOT3DというLiDARアプリは非常に精度も良く、測量業務に耐えうるツールではないかと考えています。
通常私たちはDOT3Dで取得した3次元モデルはそのままLAS等の点群データとして保存し、点群加工アプリで加工したり、CADと連携させてトレースなどを行います。
しかし点群加工アプリというものがなかなか取っつきにくく、無料のCloudcompareは独学で利用方法を身に着ける必要があり、使えてもせいぜいオルソ画像(ラスタ)出力してCADに張り付けてトレース(それでもかなり使えますけど)する位しか私には利用方法が分かりませんし、有料の点群処理アプリは直接点群からCADへトレース出来たりもするのですが、価格が高額でなかなか手を出しにくいという欠点が有ります。
Measureコマンドで距離を計測
DOT3Dの内部機能にMeasureコマンドというものが有ります。これは任意の2ポイント間の直線距離を計測するコマンドです。
このコマンドを利用すると、アプリ上はラインが引かれます。そして2点間の距離が表示されます。
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計測値を出力
ExportALLを選択すると、JSONデータ又はCSVデータで計測したデータを出力することが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711613107929-mPzCkVqREX.png?width=1200)
出力されたデータをメモ帳やexcelで開いてみると、基本的にそのデータの構成は、Distance,End座標,Start座標という構成になっています。
このテキストの中から座標値を拾い出し、CADへ手入力でデータを流し込めば良いわけですが、めんどくさいですよね。
JSONデータなら何かしら読み込めるアプリがあるんじゃないの?とも思ったのですがありませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1711613231703-bTkmArjNEc.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1711613271186-EGaEslJHwD.png?width=1200)
JSONtoCSV
そこで登場するのがJSONtoCSVアプリです。このウインドウの中へDOT3Dから書き出されたJSONデータをドラッグ&ドロップします。
ものの一瞬で座標値だけがCSVファイルに抜き出されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711613532095-nWNUXzUUIF.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1711613843610-rjWeg25UO8.png?width=1200)
あとはCSVデータ上で選択してコピーし、座標管理の所でペーストです。
![](https://assets.st-note.com/img/1711614030774-ojS8DUIDh8.png?width=1200)
そしてプロット図上で結線です。
![](https://assets.st-note.com/img/1711614172038-DcbxF98YtQ.png?width=1200)
アプリ置場
https://app.box.com/s/wxrdym1epby8ivzrav1a6ahm7g82ry6g
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