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頑張って書く詩

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#詩

損得

君は得するつもりで
叫んでいるけど
きっとそれは君の損になる

やがて損したと叫んでも
きっとそれはさらに損する
道を築くだけで

少しづつ君が生きづらい
世界を作っていると
気づいて新しい世界を作ってほしい

傲慢

君は知らないだろ
例えば空の色
例えば花の香り
例えば小鳥の囀り

知っている
見ればわかるし
香ってくるし
聞こえてくる

では知っているか
何色だと言うのか
なんの香りと似ているのか
なんの鳥なのか

それは知らない
対して大切に思えない

なら知っていると言うべきでない
何色か答えれない白痴は口を開くべきではない

知っていると何かいいことがあるのか
知っているか知らないかの話だ
それなら私

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声をあげよう

声をあげよう
何を言うか
それは考えていない
今から考えよう

見つけた
どうやら私は嘘を吹き込まれていたらしい
真実を叫ぼう

おかしい
真実は違うと皆が言う
しかし問題はない
私には本当に信頼できる
数百の名もない同士がいる
真実を叫ぼう

おかしい
数百の名もない同士が後をついてこない
昨日までは確かにいたはずだ
間違いない
このまま叫べばそのうち姿を表すはずだ

やはりだ
いなくなったのは

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