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サンフレッチェ広島 選手名鑑2020

タケゴラさんの名鑑リスペクト企画。

①生年月日(2020年1月1日時点の満年齢)
②最新加入年(通算在籍期間…1年未満は切り上げ)
③2019年リーグ戦出場試合数、出場時間、ゴール、ベンチ入り数
④警告・退場回数

なお櫛引は2019年J1名古屋とJ2大宮でそれぞれ試合に出ていて集計しづらいので、最終所属チームで集計した。ペレイラも同じ感じ。間違いがあったら教えてください。多分間違いはいっぱいあります。

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№1 林卓人

①1982/8/9(37歳) ②2014年(11年目) ③4試合360分0G(19sub) ④黄0赤0

PKとハイボールの強さはリーグ屈指の守護神。2014年の復帰時に奥さんと泣いて喜んでくれたというから泣かせてくれる。昨年は若い頃から悩まされている腰の痛みで長期離脱。シーズン終盤は戦える状態まで戻っていたというので、今年は捲土重来を期す。いいGKの証でもある顎が特徴。

№2 野上結貴

①1991/4/20(28歳) ②2016年(5年目) ③33試合2970分1G(0sub) ④黄6赤0

ハイボールだけでなく最近はカバーリングも冴え渡るCB。昨年は累積での出場停止以外フル出場。夏場の快進撃では野上の攻め上がりが重要な役割を果たしたので、もっとビルドアップに取り組んでほしい。たしか歯のことはイジってはいけない(戒め)。あと昨年ようやくチャントができました

№3 井林章

①1990/9/5(29歳) ②2019年(2年目) ③4試合271分0G(14sub) ④黄0赤0

昨年加入したびんごジュニアユース・皆実高出身のディフェンスリーダー。ポジション争いに中々勝てなかった上、最終節は右WB起用という無茶をされたので残留してくれるのか不安だったけど、もう一年勝負してくれるらしい。嬉しい。紫熊倶楽部でもアニメの話しかしてなかった。

№5 松本大弥

①2000/8/10(19歳) ②2018年(3年目) ③4試合34分0G(4sub) ④黄0赤0

武蔵野市陸上大会で1500m2位になるほどの走力を誇るユース出身大型ボランチ。だったのだが実質プロ1年目の昨年は右WBや1トップを試され、初ゴールも決める印象的な一年だった。駒野並のスピードで5番を継承した今シーズンにかかるチームの期待がすごい。若い子らしくインスタが面白い

№6 青山敏弘

①1986/2/22(33歳) ②2004年(17年目) ③14試合883分0G(1sub) ④黄1赤0

広島のバンディエラ。昨年1月のアジアカップ・ウズベキスタン戦で獅子奮迅の活躍をした直後に膝に違和感を覚えて帰国。そのまま長期の負傷離脱となった。一昨年はW杯出場を直前で逃しており、無念としか言い様がない。

保存治療を選択して8月に復帰し、途中出場で慣らし運転をしながら先発復帰を果たした苦難の一年だった。守備面の不安は残るものの、ビルドアップ能力はチーム屈指。今年は再びチームのエンジンとして活躍する姿が見たい。あと、昨年は突然漫画にもなっててびっくりした

№7 野津田岳人

①1994/6/6(25歳) ②2019年(6年目) ③17試合1001分0G(5sub) ④黄0赤0

経験を積んで帰ってきたレフティーモンスター。開幕から左シャドーで出場するも周囲との連動が上手くいかず苦しんだ。6月以降は走力と技術で優る森島が重用され出場機会は激減。本人の問題というよりはチームの問題に見えたので移籍もあるかと思ったが残留を決断。今年はゴールを決めよう。

№8 川辺駿

①1995/9/8(24歳) ②2018年(5年目) ③34試合2965分3G(0sub) ④黄2赤0

プロ7年目にして初のリーグ戦全試合出場を果たしたユース出身のダイナモ。Eスタ初ゴールも決め、青山復帰後はシャドーで奮闘。海外への憧れもあるらしいが、今季は8番を継承。青山からボランチのポジションを奪うことを目標にした。がんばれ。関係ないが林卓人に宮根誠司と弄られがち。

№9 ドウグラス・ヴィエイラ

①1987/11/12(32歳) ②2019年(2年目) ③25試合1892分7G(0sub) ④黄3赤0

後ろ向きのボールめっちゃトラップするし、長い足で柔らかくキープするし、ファーストディフェンスも一級品の万能型FW。怪我がちなのと決定力がやや物足りないが、彼がいないとビルドアップも守備もできないので残せたのは大きい。顔が細いのでササショーの親戚なのではないかと疑っている。

№10 森島司

①1997/4/25(22歳) ②2018年(5年目) ③24試合1866分3G(4sub) ④黄1赤0

竹内涼真みたいな顔をして、竹内涼真も顔負けの楽しそうな顔でサッカーしてるからめっちゃかわいい攻撃的MF。ここ数年ポテンシャルはあるけどハマらないという浅野拓磨の後輩らしいプレーが続いており(あと怪我がち)、今季序盤はWBで起用されるなど不本意なシーズンになりかけた。

本人曰くこんな熱いドラマじゃなかったらしいが、5月のルヴァン杯で結果を出すと一気にレギュラーに。推進力、スペースに対する嗅覚、基礎技術の高さ、豊富な運動量を活かしてチームの主軸に成長した。A代表でも素晴らしいプレーで見つかってしまった感がある。14番を取り上げないでよ

№13 増田卓也

①1989/6/29(30歳) ②2020年(6年目) ③38試合3420分0G(4sub) ④黄2赤0

皆実高出身の守護神。レンタル期間が3年に及んだのでもう帰ってこないかと思っていたが、五輪イヤーに備えてついに復帰。昨年はほぼシーズン通して試合に出ており、経験は十分。J1でも戦えることを証明して欲しい。なお、背番号は移籍前の13。1年後輩の井林が返してくれたのかな?

№15 櫛引一紀

①1993/2/12(26歳) ②2020年(1年目) ③18試合1620分1G(1sub) ④黄1赤0

北海道出身の技巧派DF。あんまり名古屋時代とか大宮時代の印象は強くない。ただ、風間大僧正の指導を受けて名古屋のJ1昇格に貢献しているし、ボランチで試合に出てたこともあった気がするので後方ビルドアップ隊として勝負してくれたら嬉しい。というかまだ26歳なのか。若い。

№16 清水航平

①1989/4/30(30歳) ②2019年(12年目) ③14試合311分0G(12sub) ④黄0赤0

広島の清水が清水に移籍したあと甲府にレンタルされて清水には戻らず広島に戻って今年から完全。負傷離脱したエミル、バテがちなハイネルのバックアッパーとしてリーグ戦では基本WB起用。カップ戦ではCBもこなした。インターハイ得点王なのに。今季は山岸智から譲り受けた16番を再び背負う。

№17 松本泰志

①1998/8/22(21歳) ②2017年(4年目) ③15試合1089分0G(7sub) ④黄0赤0

涼しい顔をして1試合13km以上走る規格外のダイナモ。森崎和幸に憧れてボランチを志し、開幕から主力として活躍。ACLではプロ初ゴールも決めた。しかし、稲垣復帰とコパアメリカで調子を崩したかシーズン途中から出場機会を失ったのは残念。今年は東京五輪を目指す勝負の年である。

№18 柏好文

①1987/7/28(32歳) ②2014年(7年目) ③34試合3041分8G(0sub) ④黄2赤0

圧倒的なテクニックと運動量で左サイドを制圧し、気付いたら右サイドでも攻撃してるJ屈指のワイドプレーヤー。監督曰く「これくらいやって貰わないと3バックにした意味がない」。昨年は左斜め45度の「柏ゾーン」でゴールを量産しキャリアハイの8得点をマーク。今年もよろしくお願いします。

№19 佐々木翔

①1989/10/2(30歳) ②2015年(6年目) ③31試合2739分1G(1sub) ④黄2赤0

176cmながらハイボールに強くビルドアップでも貢献する万能型CB。その能力から4バックの場合は左SBで起用されることが多く、A代表にも何度か選出された。楔の縦パスと大外を回ってSBの裏をとる攻撃参加、柏が帰ってこない分の守備も含めて左サイドの攻守を支えた。今年も怪我なく頑張ろう。

№20 永井龍

①1991/5/23(28歳) ②2020年(1年目) ③27試合1679分3G(1sub) ④黄2赤0

Aリーグ経験もあるさすらいのストライカー。同じく新加入の櫛引と一緒に風間大僧正の指導を受けていたらしい。広島では1トップができそうな選手がドグくらいしか居ないので、ゴールもだけどポストプレーとファーストディフェンスが求められる。ゴールシーン見ると動き出しが上手そう。

№21 廣永遼太郎

①1990/1/9(29歳) ②2015年(6年目) ③0試合0分0G(5sub) ④黄0赤0

FC東京出身で加入時のコメントが超格好良かった廣永も加入6年目。昨年は林卓人の出遅れでチャンスを掴むかに思えたが大迫の台頭でそれもならず。今季は増田の復帰もあってさらにハードルは高いが、東京五輪中のチャンスを逃さないようしっかり準備して欲しい。猫が好きな人。

№23 荒木隼人

①1996/8/7(23歳) ②2019年(2年目) ③24試合2047分2G(5sub) ④黄0赤0

ハイボールにめっぽう強いユース出身の大卒CB。昨年新加入ながら5月に吉野からリベロのポジションを奪ってレギュラーとして活躍。秋にはA代表にも招集され飛躍の一年となった。ビルドアップには成長の余地が沢山ある。あと関西出身だからかインタビューが早口すぎない?

№24 東俊希

①2000/7/28(19歳) ②2018年(3年目) ③11試合384分0G(9sub) ④黄1赤0

プロ1年目から非凡な才能を見せていた精度の高い左足が武器のユース出身攻撃的MF。年代別代表などではワイドで出場する機会が多いもののチームではシャドーで勝負する機会が増えた。年末にあったU-23の試合でも活躍したので、東京五輪滑り込みを目指す勝負の一年。めっちゃかわいい。

№25 茶島雄介

①1991/7/20(28歳) ②2020年(5年目) ③22試合1268分1G(4sub) ④黄2赤0

武者修行から帰ってきたユース出身MF。スピードとアジリティを買われてSB起用される不遇なシーズンを過ごした後、昇格させるため2年戦った千葉でもSBで使われたのは皮肉としか言い様がない。去年は怪我も多かったので誠剛塾の門を叩いたとか。今年はワイドでの出場が多いかも。

№26 土肥航大

①2001/4/13(18歳) ②2019年(2年目) ③0試合0分0G(0sub) ④黄0赤0

昨年ユースから昇格したボランチ。ここ数年ユースからボランチの昇格が続いるが(川村拓夢、松本大弥)、土肥もスケールが大きそうで楽しみ。レフティなのもいい。去年は怪我に苦しんでいた印象なので、まずは身体作りから。ちなみに「ドイ」ではなく「ドヒ」なので注意。

№27 鮎川峻

①2001/9/15(18歳) ②2019年(2年目) ③0試合0分0G(0sub) ④黄0赤0

昨年ユースから昇格した快速FW。2年生まではシャドーだったが3年生になって1トップを務めていた。上背がないのでトップチームでもシャドーで出場機会を狙うことになりそう。ちびっこFWの昇格は結構レアだと思うのでかなり期待されてるのでは。がんばって。

№29 浅野雄也

①1997/2/17(22歳) ②2020年(1年目) ③34試合1172分4G(5sub) ④黄0赤0

ジャガー浅野の弟。プロ1年目から水戸で活躍したところを広島が青田買いした。基本ポジションは左ワイド。スピードを活かした突破からシュート・クロスが得意な様子。動き出しも上手いのでシャドーの可能性もあるか。兄と同じ29番を選択したが、兄のバーターじゃないことを証明してほしい。

№30 柴崎晃誠

①1984/8/28(35歳) ②2014年(7年目) ③24試合1479分1G(2sub) ④黄1赤0

チーム最年長となる中盤のスペシャリスト。昨季は野津田や森島司の起用もあって出場機会は激減したが、目の覚めるようなミドルを決めてくれた。サッカーインテリジェンスが高いので何か起きたときに居てくれるととても安心できる。本人的にはポジション奪い返す気満々だと思うので期待したい。

№38 大迫敬介

①1999/7/28(20歳) ②2017年(4年目) ③29試合2610分0G(2sub) ④黄1赤0

プロ3年目にしてポジションを奪い取った若き正GK。本人は得意ではないと語るビルドアップ能力も決して悪くはなく、キーパースローの飛距離がちょっとおかしい。PKストップとハイボール対応に難があり、ミスも少なくはないがそれを引きずらないメンタルは大器を予感させる。

昨年はA代表にも招集されE-1で試合にも出場した。ただ、森保監督の下で試合に出るとあんまりいい結果を出せない印象なのがちょっと気になる。東京五輪は当確と噂されるものの、今年は林、増田、廣永と4人体制となっており、レギュラーを確実とするためにもさらなる成長を期待したい。

№39 レアンドロ・ペレイラ

①1991/7/13(28歳) ②2019年(2年目) ③9試合389分4G(0sub) ④黄1赤0

松本から借りてきた正真正銘のストライカー。パトリックにかなり近いタイプで、パトリックほどスピードはないがシュート力・精度はパトリックに勝る。そして同じようにポストプレーはあんまり得意ではないのでどこで起用すればいいんだ。能力は間違いないので上手く使えるといいのだけど。

№44 ハイネル

①1990/9/5(29歳) ②2019年(2年目) ③24試合1655分2G(1sub) ④黄5赤0

トンベンセ産のスピードスター。川崎時代はボランチだったらしいが、広島では基本右WB(たまにシャドー、1トップ)。キック精度は広島で一番かもしれない。いわゆる狂犬系で、無駄にめっちゃ走ってバテて交代したり、自分に関係ないファールや判定にもぶち切れる。扱いがめっちゃ難しい。

また、帰陣が遅かったり1対1でボール奪取を挑んで突破されるケースも少なくなく守備面は不安。また、スペースがないと突破できない(柏がおかしいだけでは…?)ため終盤は手詰まりになるシーンが多かった。別に配球が上手いわけでもないので今季は素直にワイドで起用してあげてほしい。

№?? エゼキエウ

背番号どころか正式契約もまだなブラジル産謎のドリブラー。映像を見る限りではワイドプレーヤー。快速を活かして敵陣深くまで進入し、マイナスのグラウンダークロスをあげるかカットインしてシュートが目立つ。両足とも精度が高い。広島でWB起用されるかどうかは守備と運動量次第?

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以上。今年もよろしくお願いします。

サポートして頂いた金額は、広島のスタジアム建設募金に全額寄付する予定です。