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ゆめにっき 奇妙な上に中途半端

  1. 寝起きでメモした後、その日の内に誤字等をチェックして記録しています

  2. 空気感が印象的な夢のみ、読む際にそれを思い出せそうな文に書き換えることがあります(内容はそのまま)

  3. そもそもメモの精度にムラがあります

  4. 暫くはスマホに残っているストックを載せます


タガが外れた大人が一番怖い

杖をついたおじさん、ドラえもんの本来の持ち主のセワシ君、
サンリオキャラクターであるペンギンのタキシードサム、
ドンキーコングの相棒のディディーコングの4人が敵のゲームの世界
おじさんは天才バカボンのバカボンのパパに酷似しているが、薄毛でかなり人相が悪い

プレイヤーは私と友達の2人で、ゲームの中で実際に戦うことに
それにあたって私達は2頭身のデフォルメされたキャラクターに変化した
自分の顔がトモダチコレクションのようで何だか不思議だ

まずはミニゲームが始まった
私達は、敵のアジトの窓にとにかくボール投げ入れ、彼等はボールを体当たりでブロックする
入ったボールの数が基準値を超えるか、彼等の内の過半数が脱落すれば私達の勝ちらしい
因みに基準値がいくつなのかは知らされていない
窓は縦に3、横に4の合計12ヶ所あり、1つの窓に1人ガードするキャラクターが立っていた
ディディが分裂し、余った窓を全て埋めている

結果、8ディディ脱落によって私達の勝利となった
最後に、私達の唾を生き残った敵の額に順番に擦り付けていく
すると敵の額にはたちまち大きなニキビが出来る
唾で発生する額のニキビは敗者の証らしい

「では一区切りついたので、休憩を挟みましょうか」と全員で話し合う
生き残った最後のディディはそそくさとその場を立ち去る
セワシ君とタキシードサムは仲が良いのか、お互いに出来たニキビを眺め笑い合いながらアジトに戻っていく
おじさんはその後ろをついて行きながら、1人でケタケタと笑っていて少し奇妙だ
また、おじさんは運が悪かったのかかなり状態の悪いニキビが出来てしまっている
そのせいもあってかチームメンバーである2人も彼とは話しづらそうにしていた
元々おじさんとは余り気が合ってないだけだろうか

私達はその場に残ったため、帰ってゆく彼等の話し声はどんどん遠のいていった
もう聞こえづらい淡い声の中で、セワシ君がおじさんを少し小突いておちょくっていた
案外普通に皆仲良しなのかも知れない

暫くしてアジトの窓に彼等の影が映る
しかしその影はまるでポカスカと乱闘が起きている様に激しく動く
どうやら揉めているのか、おじさんとデディコングの怒鳴り声も微かに聞こえる
私達はどうなっているのかと慌てふためく
オロオロしている内に静かになり、窓にはおじさんの影のみが残っている
彼はバッドのような物を片手に、キョロキョロと何かを探しているような仕草を窓越しに見せる
(きっと探しているのは私達だ…)

急ぎ足で茂みに隠れると、やはりアジトの正面から出てきたのはおじさんであった
突然見た目がただの老けたバカボンのパパに成り代わっており、おじさんの面影はもう無い
でも確かにおじさんだ
これが完全体なのだろうか
彼は血まみれで、やはりバッドを手にしていた

(セーブなしで戦闘が始まりそうだけれど、これはボス前の演出なのだろうか)
くだらないことを考えて気が抜け、茂みで音を鳴らしてしまう
おじさんが振り向きこちらを睨んでる
気付かれてしまった

(こっちに来る!)と構えるが、何だか彼の動きが変だ
よたよたと鈍足で向かってくる上、
頬を膨らませて何かを噴き出しそうな顔つきと大きなゲップを繰り返してる

もしかして他の3人を殺すだけでなく食べてしまったのではないかとひらめき、おじさんの訳の分からなさに恐れおののく

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