号外日本カメラの休刊がショックです
今朝日本カメラの佐々木編集長から以下のメッセージに接する。
日本カメラ佐々木です。
弊社に関する重要なお話がありまして、取り急ぎ、連絡させて頂きました。
今月20日発売の日本カメラ5月号をもって日本カメラは休刊することになりました。それに伴い、日本カメラ社も4月末日で解散します。
本日15日正午の正式発表後、改めて封書をお送りさせていただきます。これまでの永年のご愛顧誠にありがとうございました。長徳さんの名機礼讃の在庫がありますので、改めて連絡させていただきます。
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写真表現に関する1つの時代の終焉をここに見た思いがしてショックである。
私の場合は日本カメラに作品を出したのは割と遅くて1971年のウィーンの時代でウィーンのスナップショットを掲載していただいたのである。編集長は梶原さんの時代だった。その後フォトキナの取材とかでいろいろ日本カメラではお世話になった。
日本カメラ社との本格的なお付き合いはカメラ本からスタートしている。それと写真集も出していただいた。今の私が存在するのはまさに日本カメラのおかげなのである。
最近の日本カメラはちょっと薄くなってきたのが心配であったが、昨年のアサヒカメラの休刊に続いてまさかこういう展開になるとは想像もしていなかった。
私の写真家としての存在をサポートしてくれた日本カメラに感謝する。