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カメラノートスペシャル8月第二弾 ラピッドワインダー人類学

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今回のカメラノートスペシャルでは35ミリレンジファインダーの下に取り付けて左下ベースプレートになっている使いにくいこういうデバイスがなぜ人間の欲望を膨らますことになっているのかと…
頼りになるのはあなただけ!
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#ライカビット

カメラノートスペシャル8月第二弾 1 ラピッドワインダー人類学

1950年代の終わりの頃にその当時時代を牽引していたグラフジャーナリズムのライフの連中がライカの会社につまらないリクエストを出した。それはバルナックライカで使われていたベースプレートに代わりに付けて迅速にフィルムを巻き上げるライカビットと言う分厚い底蓋を曲がったらいかにもつけてほしいと言うものだった。

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カメラノートスペシャル8月第二弾 2 ラピッドワインダー人類学

19の年にライカM2のブラックペイントを手に入れて20歳の年に日本橋三越本店の向かいにある不二越カメラで13000円でLeicavitMPの箱入りを買ったのである。以来私の人生はないか人MPを買ったり売ったりして半世紀が経過した。

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カメラノートスペシャル8月第二弾 8 ラピッドワインダー人類学

ライカビットMPのマネーゲーム。ウィーンで60,000円で手に入れたのは本体だけではなくてライカエム1のボディーが付いていた。これがその当時のウィーンのスナップショットのメインの物となったのである。

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カメラノートスペシャル8月第二弾 9 ラピッドワインダー人類学

ライカビットとかラピッドワインダーと言うのはフィルムをたくさん消費すれば下手な鉄砲も数打てば当たると言う単純無視な我々カメラ人類の勘違いの上に構築されているのだ。

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カメラノートスペシャル8月第二弾 12 ラピッドワインダー人類学

宇都アンリカルティエブレッソンはライカM3の愛用者であるし、ロバートフランクもライカM3の愛用者である。しかし彼らがライカM3にライカビットMPがついたモデルを使っていると言う姿は滑稽で想像することもできない。本物の写真家はこんなヤクザなアクセサリーは使わないというのが真実なのだ。

¥200