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2月第一弾マガジンダークルーム作業を始めて半世紀の私の履歴書

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カメラノートスペシャル2月第二弾はダークルームのあれこれについてお話をしていこう。
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#暗室

2月第一弾マガジン 1 ダークルーム作業を始めて半世紀の私の履歴書

思い起こせば最初の自分のダークルームは文京区音羽の関東大震災直後に建設された木造2階建ての1階の6畳間の勉強部屋だった。

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2月第一弾マガジン ダークルームの名人と言う人はいない 2

ダークルーム作業と言うのは1種の運動と体験と経験を悪大家させたものだと思う。

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2月第一弾マガジン デジタル写真のトーンカーブでコントロールできない表現の深みに入って行く冒険の面白さ 3

最近のデジタルカメラが滑稽なのは本当の写真表現とは全く関係ないようなところで、進化がどんどん先のほうに進んでいると言うのを私は面白く観察しているのである。

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2月第一弾マガジン アンリカルティエブレッソンのプリンターで有名なピエールガスマンからパリで教えられたこと 4

1985年だったと思うけれどアサヒカメラでパリに取材に行ったのである。メインはJack Lartiegueのインタビュー。

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2月第一弾マガジン 森永純さんの代々木のダークルーム 5

森永さんといえば有名な伝説があって友人スミスのアシスタントをやっているときにダークルームに関してスミスが非常に厳しいやり方で100枚焼き直しをさせられたというのが有名である。

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2月第一弾マガジン フォコマートこそ引き伸ばし機である 6

カメラ雑誌には暇ネタと言うものがあって特集がちょっと切れて何をやって良いか分からないと言う時に、著名な写真家の使っているカメラの一覧表を出してしょうもないインタビューをしたりするのである。

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2月第一弾マガジン kitai Kazuoさんがウィーンの私のアパートメントで展開したダークルームワーク 7

ウィーン滞在の後半1979年の頃の話だがいきなり売れっ子作家kitai KazuoさんからEメールが到着した。

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2月第一弾マガジン プリントは数が多いほうがいい。ヨセフクーデルカの大量プリント伝説 8

ヨセフクーデルカは国際的に有名な写真家としてマグナムの重要なメンバーでもある。もともとはプラハの有名な劇場の照明係りをしていてその照明係りと言う役割が彼の光と影のコントロールをサポートするためにかなりのベーシックな役割を果たしていた事は想像に難くない。

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2月第一弾マガジン 白岡順さんとパリのアパートでダークルームの話をした 9

白岡さんと最初に会ったのは1979年頃だったと思う。場所はパリの右岸のアパートメントであった。白岡さんのことを私がなぜ知っていたのかがいまだに謎なのである。インターネットもない時代だったから白岡さんの存在を知る事は不可能である。唯一考えられる事はその当時日本在住の写真家中川政明が何かの手紙の中に白岡さんのことを書いていたのかもしれない。それでパリ滞在中に彼と連絡が取れて彼のアパルトマンに遊びに行ったと言うわけである。

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2月第一弾マガジン モノクロプリントで1番重要なのはフラットニング。リーフリードランダーとその話で盛り上がったこと 10

RCペーパーが登場した30年位前は私もよく使ったものである。要するに処理が早いし乾燥が早いしフラットニングもする必要がなくて実用一点張りの印画紙であった。

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2月第一弾マガジン 1984年の私のフォトギャラリーインターナショナルのニューヨークの8 × 10インチの個展で私の汚いプリントの方がよく売れた件 11

1982年から83年までの1年間ニューヨーク近代美術館でアメリカのモダンフォトグラフィーのプリントの存在の仕方を研究したのであった。簡単に言ってしまえばプリントのトーンと言うのは非常にその幅があるのでそれぞれの道にその写真家の真実のメッセージが語られているのだというふうに思いたいのであるが、実際にはもうちょっと複雑であってそれぞれの写真家はそれぞれが尊敬している先輩の写真家のトーンを真似するというのが真実の所だと言える。。

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