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1 決定的瞬間と言うブレッソンの発明した言葉でシャッターチャンスを教えられた私の中学生時代 フィルムカメラの進歩でもデジタルカメラの進歩でもその究極の目的は完璧なシャッターチャンスをカメラにゲットさせることにあった。シャッターチャンスをベストな時間帯で切り取ると言うことがカメラの進化の最も重要なポイントであったことは間違いがない。
2 シャッターチャンスと言うと時間軸の一瞬の切り取りであると思うわれているけれども、真実はもっと違うところにある
3 ベターなあるいはベストなシャッターチャンスをとらえるためにカメラの進化は存在する。
4 20世紀初め頃の写真家にとってシャッターチャンスは何であったのか?
5 計測写真や科学写真で重要な役割を持っているハイスピードな映画カメラと言うものがある。これは雨中開発とか軍事関係で非常に重要な記録を残すものなのであるが、我々が問題としている写真芸術とはかなりその方向が異なっているということをここでは述べなければならない。
6 報道の第一線で2眼レフのローライフレックスこそがベストなシャッターチャンスのカメラであると思われていた時代があった
7 最近の不思議な傾向。ムービーで撮影しておいてその中から決定的なシャッターチャンスを切り出すと言う方法
8 40年前マンハッタンで8 × 10インチのカメラで撮影をしていた。大型カメラにこそシャッターチャンスは存在する
9 ロバートフランクのシャッターチャンスと彼の親友だったと言われているエリオット・アーウィットとのシャッターチャンスとはなぜこれほど違うのか?
10 私の写真集からシャッターチャンスを選び出してみよう
11 風景の中に通行人として写っている人間がシャッターチャンスであると誤解されているが実はその逆である