illustratorを使った面積計算(完全版) -草刈り実践日記20
illustratorを使った面積計算。
毎日、一定数の閲覧があるようなので今までの記事をまとめておきます。
極力、無駄な話は抜きでポイントだけ書いていきます。
・Googleマップで地図を切り取り、illustratorに貼り付ける。
Windows標準搭載のSnipping Toolを使えば簡単です。
・必ずマップの右下の部分を入れるように!
赤いラインは自分で入れます。
この場合は10m部分の実寸を測ります。
この場合、約5.239mmとなります。
画面上でのこの5.239mmの長さが実際には10mということですね。
次に実際に面積を測りたい部分をパスで囲んでいきます。
気を付ける点は
くり抜かれたパス、閉じられていないパスは計測できません。
くり抜かれた面積は測ることが出来ないのでパーツ分けします。
下記の場合は赤と青でそれぞれ面積を出して足します。
こんな感じ。
先ほどの土地の計測したい分を実際に囲んでみます。
この面積は草刈りの見積もり用なのでアバウトに作成しています。
囲まれた部分は閉じないように細工しています。
次に実際に面積計算を行っていきます。
プログラムは他の方がブログか何かで公開されていたのですが元記事がわからなくなりました。。。
illustratorのバージョンアップでエラーが出るようになったので
エラー部分をごっそり削除して作り直しています。
ただし、わたしはプログラムは素人なので突っ込みは無しで。。。
メモ帳か何かに下記を貼り付けます。
var area = app.selection[0].area;
var absolute = Math.abs(area);
var convert = Math.ceil(absolute * 0.12445216049);
var result = (convert * 0.000001 +'㎡');
alert(result)
保存後に拡張子を変更。
面積計算.jsx
などにすれば良いはずです。
保存場所はどこでもいいけど
Windowsだと
C:\Program Files\Adobe\Adobe Illustrator 2021\Presets\ja_JP\スクリプト
で共通だと思います。
そのスクリプトフォルダ内に入れたら
illustratorの「ファイル」の「スクリプト」で呼び出せるようになります。
選択した部分のみ、 画面上での実面積です。
0.0003258㎡のような数値になっているのは
画面上の数センチの図形をメートルに直しているためです。
var result = (convert * 0.000001 +'㎡');
の部分なのでお好きなように変更してください。
それぞれ計測したい部分の合計値を出します。
この面積は画面上での縮小面積となります。
ここで比率計算するのですが
単位が長さと面積になるので
A : B = C × C : D × D
となります。
0.001659㎡ : ?㎡ = 5.215mm : 10m
を簡単にして
0.0016㎡ : ?㎡ = 5mm : 100,000mm
でやってみます。
? = 0.0016 × (10 × 10) ÷ (0.005 × 0.005)
? = 6,400㎡
となります。
この方法だとパスさえ描ければ
かなり複雑な面積計算をすることが出来ます。
色々活用してみてください^^