ミシン糸を太巻き(業務用?)から小さい通常巻きに巻き直す -ハンドメイド実践98

専門用語がわからず、どのようなタイトルにしたら良いのか迷ったので適当です^^

何をしたいかと言うと

業務用?の太巻きミシン糸を通常のミシン糸の芯に巻き直します。

画像1

ざっくりの金額ですが

左の大きいのが2,000m巻きで600円。

真ん中が通常のサイズで300mで300円。

右側のが自分で巻き直したもの。

太巻きから巻き直すと600円で300円サイズが6~7本作製できることになります。

とてもお得!

巻き直したものは巻きが荒いですが使用に支障はないようです。


他にも理由として

太巻きで色数を沢山使う場合、設置しなおすのが面倒くさい。

当たり前にそういう道具があるのかと思ってましたが

調べても見つからない。。。。

ミシン屋の社長に聞いても

「うーん、聞いたことないなぁ。」

1万円くらいで売れば売れそうだけどな。


前回の記事予告の時点で、最低限の巻き直しは出来るようになったいたのですが問題点が非常に多く色々、いくらかは改善できました。

今後、まだまだ改善出来ると思ってます。


まず最低限必要なものですが、この芯が中々見つかりませんでした。

メルカリで1本100円程度で売ってましたが全部売り切れ。

高いよね?

で、見つけたのがこれ。

画像2

ここで購入できます。

試しに50個買ってみました。

実はここで「いとわけ君」てのが売ってるけど非常にシンプル。

これなら作れそうな気もする。。。。

資金に余裕が出来たら買ってみるかもしれません。


で、具体的にどうするかというと

ボビンと空の芯をくっつけます。(これが結構大変!)

ここで苦戦しました。

それさえ出来たらあとは簡単。

実際に使ったのは強力な両面テープ。(外れなければ大丈夫)

画像3

右が最初に買ったものだけどペラペラのだと安定しませんでした。

後から左の厚みがあるものを買ってみたらバッチリでした。


次に100均などでプラバンを用意しカットします。

わたしはカッティングマシンを使いましたが適当で大丈夫です。

サイズはミシン糸のサイズ、穴はボビンに合わせるように。(大体ね)

画像4

出来たらボビンに接着します。

プラバンが薄かったので0.03mを2枚重ねました。

これはボビンと外れないように強力な接着剤を使ってください。

画像5

で、これらを両面テープで固定します。

画像6

このプラバンの加工がないと

ボビンの固定が出来ず、すぐに外れます。

これを作成することによって非常に安定するようになりました。


これで準備は完了!

あとはセットして実践です。


画像7

使う糸は太巻きのゴールド。

ネットは無くて大丈夫です。

元の糸の設置はこれだけアバウトで大丈夫ということです。

一人だと難しいですが、手に持ったままでも問題ありませんでした。


画像8

糸置きに使った木の棒があったので芯に刺しました。

作業中はこの棒を持ってやったほうが芯がブレないため安定します。


下のは撮影のため棒を外してますが巻き取り中です。

速度は最初一番遅いくらいがいいかも。

画像9

画像10

気を付けるのは糸を万遍なく広げるように糸を持って手を上下させます。

言葉だと説明が難しいですが実際にやったら意味が分かると思います。

コツは下のほうに糸が垂れて引っかかることがあるので

あまり下に行き過ぎないように。

これもやればわかるはず。

他の機種がわかりませんが、うちの機械だと

芯を手で止めると安全センサーが働いてストップします。

あとは回数を重ねれば慣れてくると思います。


まだまだ改善の余地があると思うので

その都度、記事にしていこうと思ってます。