見出し画像

1オタクのバンドエイド雑感

オタク、出会ってないのに別れの曲が好きがち。

こんにちは。ちょろぴ(@choroy_46)と申します。

今回は、乃木坂46の5期生楽曲『バンドエイド剥がすような別れ方』の感想をつらつら残そうと思います。読みにくいものになることをご了承ください。

第一印象

タイトルを知ったのは全ツ初日の公式のお知らせでした。

『バンドエイド剥がすような別れ方』

見た瞬間、好きな曲だとオタクの第六感が騒ぎました。back numberが好きなのもあって別れの曲に目がなく、また秋元康先生が固有名詞を使った時の比喩表現に何年間も魅了され続けてる僕にとってどストライクのタイトルでした。
この時には「剥がれかけたバンドエイドを気持ちが離れかけたカップルに喩えて、必死に抑えつけてたけどとうとう剥がれてしまった」みたいな曲かな〜。なんて妄想も膨らんで期待感がどんどん高まっていきました。(僕は発表前のこの時間が結構好きです)
(絆創膏の熊本での呼び方であるリバテープを使ってネタツイしてましたが一個も通じてなくて泣きました)

初見

福岡初日、現地で参戦していた僕は初めて見ることになりました。
絶望の1秒前を披露した後、菅原咲月ちゃんが出てきて、来るぞ…!と胸が高まったのを覚えています。

第一印象は爽やかな夏っぽい曲だなぁ!切ない感じと思ったけどフレッシュな感じか〜と思いながら推しの冨里奈央ちゃんを目で追っていて、まだそこまで刺さる感じはありませんでした。

しかし、、その時はやってきました。
センターの菅原咲月ちゃんのソロパート「思ったようにならなくて〜」からの畳みかけるような声の強さ、そしてラスサビに行くにつれて音も強くなって感情も持っていかれました。「恋なんて制御不能」の後の音が依存性高すぎません?電子ドラッグ。
あー、すき。。
語彙がなくなって、そこから最後までは叫ばないよう興奮を抑えるのに必死でした。。

早くもう一度聴きたい…その思いで臨んだ2日目にはもっと良さを実感するようになっていました。
もともと保守的で初見の時にはそんなに刺さらずに聴くたびに好きになっていくことが多いのですが、初見で好きになった曲を2回目聴いたら…
それは、夏への入り口でした。
前日にソロパート〜ラスサビを聴いた後だと何故か本編の音も強く聞こえ、全体を好きになっていきました。やっぱ5期生は歌が上手いのでライブの時の方が音が強いですね。ってか、ほんとにアイドル1年目???あんな笑顔で踊りながら歌ってる彼女たち一人一人がスーパーアイドルすぎて、どこに目を向けたらいいのか迷いっぱなしでした。
跳ねるアイドルに弱いのでイントロの振り付けがとってもすきです。ぴょんぴょん。あーやはおがわっしょってましたね…
終わった後、この曲のことで頭がいっぱいになって帰りのバスの中で余韻に浸ってましたね。

歌詞とか


"夏の恋はフェードアウト気づかずに消える幻"
が頭を支配して、存在しない記憶が蘇ってきます。
夏は期限があるからこそ儚く、後で振り返った時に強く心に残ってるんですよね…康くんの見えている世界って色がついているんだろうなぁ…何層にもなった世界から1番刺さるものを厳選しているようなワードセンスに脱帽です。

この主人公、別れたいのか別れたくないのかはっきりしろよと最初は思ってたんですけど、「僕」特有の自分でも気持ちが決まってないのか割り切った選択ができないのがリアルですきです。"恋なんて制御不能"の説得力が。

"今になって君をこんな好きだなんて季節は過ぎてるのに"って「別れ際、もっと好きになる」すぎませんか?戻れない季節の可塑性を取り返しのつかないとこまできた恋愛と結びつける康くん…ドラマ書いてみない?(ん?)

夏の終わりと恋の終わりで儚い聴かせる曲になりそうなところを5期生が歌うことで、しっとりではありながらフレッシュさと未来への希望すら感じさせてくれるギャップがたまらなく好きです。将来彼女らが先輩になり落ち着いてきた時にまた聴くと、この曲のイメージは変わっていくんでしょうね。

終わりに

絶望の一秒前も1曲目として相当かましてましたけど、別系統でそれと張るような曲が続けて貰えたのは運命なんでしょうね。井上和ちゃんも菅原咲月ちゃんもセンターでキラキラしてて、その曲の世界観におけるヒロインでした。
誰が真ん中に立ってもその子が主役となれるような強さを感じるので、早く5期生ライブなんかしちゃったりセンター企画とかしちゃったりでポテンシャルを引き出してほしいななんてモブオタクの要望を述べたところで終わりにしたいと思います。

オタクやめられねぇな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?