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choroのエッセイ

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自由に気ままに、ふと思ったこと・心に残ったことを書いたnoteです。
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記事一覧

好きなコトばっかしてても、怒られない世界

平日、研究室事務の仕事をしています。 いろんな研究者がいる中で、 私のイチオシは… 夢見るような表情で通ってくる女性。 「自分の研究テーマについて考える時間」は、 「至福の時間」なんですね。 だから夢見るような表情。 研究に必要な本を手配してもらい、 学会に参加する手はずを整えてもらう。 コー匕ーを片手に研究のことだけに没頭する。 この世の楽園 桃源郷 理想郷 (そんな研究者ばかりではありませんが…) * さて、その方の(夢見るような)表情を見るたび ふと思うこと…

好みの滑り台(遠くに行くだけが冒険にあらず)

シュッと角度がついてる抉れてるタイプの滑り台が好みです。トップ画像イラストの 1 です。かまぼこのようなハンペンのようなツルっとした感じ。 朝のお散歩中、出来心で滑ってみたらハマりました。一瞬ですが意識が飛ぶというか、気を失うというか…。大人の体重だから加速がついてさらに良いんだと思います。 皆さんのご近所にはありますか??抉れてるタイプの滑り台。あったとしても大人だけで滑りませんよね、なかなか。でもあったらちょっと試してみて欲しいです。新境地が開けると思うので。 別の

母親も女『氷点』(三浦綾子著)

小学生の頃のわたし、母がこっそりしまっていた本を見つけた。『氷点』だった。なんだか秘密を垣間見たような気がしてドキリとしたけれど、それよりも嬉しくなった。 何が嬉しかったか? あぁ、お母さんだって一人の女の人か それを知って嬉しく思った。 家事にパートにと奮闘しているさなか、こんな時間を持っていたとは。読書=密やかな対話。母が私の知らない一人時間を過ごす様子が浮かぶ。チラチラ盗み読みしていた内容が子ども心にセンセーショナルだったのでなおさら。 * あれから40年 ず

老いと死

ひさしぶりに実家に帰ったら、父(80歳)が目の覚めるようなTシャツを着ていた。蛍光グリーンで10歳は若く見える。どこぞのサッカー選手かと思った。 「どうしたのそれ。すごいカッコイイね」 と、よくよく聞いてみれば… 母の目がかなり悪くなって…夫婦で出かけた時に、すぐ見つけられるようにド派手な色の服を着させられているとのこと。 目が悪いっていうのもかなりヘビーで、左目はほぼ見えないらしい。…なんだけど「派手な服着てくれると見つけやすくていいんだよね。若く見えるしちょうどいいで

もし、ひどい待遇を受けたら?

「海外のレストランで、酷い席(トイレの前等)に案内されたら…? 席のチェンジを要求するべきだ!!」という意見を読んだことがあります。 あ〜、そうなんだ、文句言ってもいいんだ と思った記憶があります。 【いや、でも、もし自分だったら】 服装とか雰囲気がそのレストランにマッチしてないのかも… 「こんな酷い席、チェンジして下さい!」 と声高に言えば 「こんな酷い服装で来ちゃいました!」 と声高に言ってることになりかねない * 「何人も事務員がいるのに、上司が一人だけに仕事を依

得したい、得したい、得したい…って力みすぎると逆のコトが起こるよ

私と夫 私だけ山頂で絶景を楽しむ (夫はその手前でバテる) 私だけイルミネーションを楽しむ  (夫は仕事で間に合わず) 私だけ応募したものが当たる (夫はハズレ) そして…まだまだココに書ききれないほど… 何でそうまで、そうなるの? * そんな夫について、ちょっと考えてみました。 おそらく「最後の最後までギュッと手を握り締めすぎなのでは?」 得したい、損したくない、当てたい、儲けたい、いい思いしたい 得したい、得したい、得したい、 得したい、得したい、得したい …と

昨日、子どもの頃の自分と出会った

職場に新しい人がやってきた。その方のPC、デスクトップの背景が…とんでもなくエモーショナル。目が離せない。(自分で撮った写真だろうか?どっかのサイトにある写真だろうか?) ちょっと!自分のってどうだっけ? 職場のはWindowsなので、 窓から青い光が入っているアレです。 全体ブルーの背景。 何も考えず5年以上デフォルトのまま。 さっそく選べるものの中から夜の背景を選んでみた(緑のテントがキレイ)。なんで早く変えなかったんだろう?こっちのが自分好みなので見るたびにいい気

前から「ものすごい美人が歩いてくる」と思ったら友人だった

とある金曜日の夕方、コンビニで小さいワインを買ってスタタタと歩いていると…前から発光している美人がやってきた。その人の周りだけ明るいみたい。エネルギーの塊が横断歩道をわたってくるという感じ。 「こんにちは」って声をかけられ、よくよく見れば近所に住む友人だった。ナニ!! 全然わからなかったよ。 私はその人のことを心の中で【美容部長】と呼んでいる。美容に詳しいし、いつもおしゃれなので。その彼女が半年前の女子会ではなぜか?精彩を欠いていたのを記憶している。ところがその金曜は本来

アレコレ聞かない人

映画『すずめの戸締まり』と『市子』を観ました。両作品ともにスキな登場人物がいます。すずめの方は「千果」、市子の方は「キキ」。2人とも主人公に対してアレコレ詮索しません。 アレコレ詮索しない人って魅力的です。 相手の今の状態だけを見ている、 自分の感覚を信じている、から? 『すずめの戸締まり』の「千果」は言います。 「すずめは魔法使いやけんなぁ」 「秘密ばっかや」 「でもなんでやろうな、 あんたは何か大事なことしよるような気がするんよ」好きなセリフです。 『市子』の「キキ

魔法の言葉「ここからは余談です」

なぜ?先生から「ここテストに出るからな〜、よく聞いとけよ」って言われると聞く気が失せるんでしょうね。 「ここからは余談なんだけど…」 っていう話の方が興味を惹かれるし、 記憶にも残ってる。 * ところで私、オンライン英会話レアジョブを使っているのですが、なかなか上達しません。ですが講師の余談にでてきた「アドボ」にハマりました。フィリピンの家庭料理で超簡単。これは何度も作って上達しました。 なぜ本筋じゃない方に心惹かれるのか? この現象って何か名前があるんでしょうか?

春の雨が好き

春の雨はいいですね。落ち着くし、他の季節よりしっとりしてる感じ。雨の日におすすめの曲を教えてもらいました。夜に聴くとさらに良いです。 春雨(はるさめ)、菜種梅雨(なたねつゆ)、催花雨(さいかう)、春霖(しゅんりん)、春時雨(はるしぐれ)、桜雨(さくらあめ)、春驟雨(はるしゅうう)、小糠雨(こぬかあめ)、発火雨(はっかう)、軽雨(けいう)……春の雨だけでこんなに種類があるんですね。 「春の雨に関する言葉を知る」ということは、自分の中で「春の雨の種類がそれだけ増える」というこ

マイルール

桜が咲くときだけの散歩ルートがあります。 自分で決めた散歩ルートは5つ。選んでクルクル回っています。だけど、桜がきれいなルートは春限定。いよいよ桜が咲き始めてそのルートを歩けば…「こんなにいい道だっけ」となって旅行してる感すらあります。 お盆休みにだけ入る喫茶店があります。 近所にある老舗の喫茶店。行くのはお盆休みだけ。「こんないい感じの喫茶店だっけ」となって毎回新鮮。2階にあるお店の窓から見下ろして、別の街を見ているみたいな感じを楽しみます。たまたま最初に入ったのがお

『ゼロ・ポイント・フィールド』があるとしたら

『ゼロ・ポイント・フィールド仮説』って初耳。 田坂広志氏の著書『死は存在しない』で知りました。 宇宙のすべての出来事のすべての情報?って上手く想像できませんが、どんな人の人生も(あなたの人生も私の人生も)すべてこの『ゼロ・ポイント・フィールド』に記録されているとのこと。興味深い仮説。 * 休日の午後、コーヒーを飲みながら考えてみた。 『ゼロ・ポイント・フィールド』が実在するとしたら… 村上春樹は小説を書く時、 『ゼロ・ポイント・フィールド』につながるようにしている?

『Think clearly』で私のココが変わった

『Think clearly』 (ロルフ・ドベリ著、安原実津 訳) 52の思考法のうち 25番目がわたしの考えを変えました。 25  死よりも、人生について考えよう* 著者のロルフ・ドベリ氏は言います。 死ぬときのことを考えてみても何もならないし、死の瞬間についてばかり考えていたら、良い人生を過ごすことから意識がそれるだけだ。 まず気をつけなければならないのは、人生最後の体の衰えた時期だけで、あなたの人生を評価してはいけないということだ。 * わたし、有名な方が